マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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区切りがついた2週目

2019年01月11日 10時17分38秒 | むびょうそくさい(おかん編)
この日も家族介助と称して病室に居るおふくろに会う。

着いた時間帯は午前10時。

時すでに遅しで本日の入浴介助に介護士さんがベッドごと入浴室前に移動した後だった。

しばらくすればさっぱりした顔で戻ってきた。

今日はいたって良い身体状況である。

それから十数分後に私の携帯電話が鳴る。

発信者は東北仙台に住む実弟からだ。

おふくろの様態を心配してくれた電話だった。

弟の奥さんの母親は介護認定患者。

市の都合かどうかわからないが、自宅ケアしかできないので毎日介護する奥さんがたいへんな様子だと伝えていた。

おふくろは入院して2週間。

そろそろリハビリ運動に入りそうだと伝えたが、見込みはまったくわからない。

退院直後には届け出している住之江と大和郡山市のケアマネジャーにお願いするケアプランニング。

まだまだ先だが、今日は元気にしていると伝えておいた。

それから十数分後にまたもや携帯電話が鳴る。

今度は見知らぬ番号で、あるが市内局番。

もしかとして市の介護関係と思われて受話器をあげる。

声の主は市の介護福祉課の担当者だ。

住之江の地域包括支援センターの委託を受けて介護・介助の再認定手続きに身体状況を診て聞取りする調査員も決まって調査日を決めたいという連絡だった。

調査する日は10月26日の午後2時。

調査員のお名前はOさん。

名前で思い出す9月7日に我が家で行われた初の認定調査の聞取りに担当された方だ。

前回も調査された方なので状況の変化が理解しやすい。

そう思うし、聞き取りの仕方に信頼感がある調査員。

元々は直接介護をしてきた介護福祉士さん。

さまざまな認定者を介護従事されてきた方だったから安心できるし、一部始終を存じておられるのでありがたい選出である。

日程・時刻が決まれば直ちにナースステーションに通知である。

聞き取りされる時間帯に診察などがあれば調査に影響する。

その時間帯は避けていただくようにお願いであるが、実は夜間などおふくろが記憶にない時間帯の身体状況を補足説明できるように立ち会うそうだ。

調査場所は病室ベッドになるか、それともそのころであればリハビリ運動が始まって10日後。

車椅子に座って移動することが可能ならば別室で、ということになるだろう。

電話を終えて病室に戻ったら院長の回診が始まっていた。

週一回の月曜日は院長の回診である。

回診に伝えた言葉は、本日よりリハビリ運動を開始します、ということだった。

それからしばらくしてからおふくろの要求は、しんどくはないけど、首やら肩やらが冷えるので、それ専用の「ゆたぽん」を買ってきて欲しいということだ。

腰にあてる「ゆたぽん」は前日に買っていた。

スーパートライアルにはその商品はなかった。

ココカラファインもなかったが、キリン堂に売っていた。

病院に来る直前。

入庫したばかりの「ゆたぽん」を買って持参した。

すぐさま開封するかーさん。

しばらくしてから、あっ、である。

外箱に説明があった。

それを読まずに内袋も端っこを千切って開けてしまった。

説明書には内袋のままレンジでチンしてくださいとある。そうであれば爆発する、なんてことを言いだした。

チンする時間さえ間違いなければ、そうはならないと判断したが、何かがあっては困るからと使用禁。

腰を温める「ゆたぽん」はなんとかするとして、新たに要求があったのは首や肩の冷えである。

その部分を温める道具を要求されるが・・。

キリン堂に売っていた「首・肩用」。

これだ、と買いに走る。

何度も出かけるキリン堂が病院近くにあるから助かる。

ただ気になる点が一つ。

一般用の「ゆたんぽ」タイプの「ゆたぽん」は3分10秒間の電子レンジでチン。

温かさは7時間も保つが、首・肩用はたったの30分。

なんでや、である。

私が推定したのは患部に長時間あてがうことによって別の危険が発生するかもわからないということだ。

私の判断は長時間にしたら直接あたるのが皮膚なので火傷するのでは、ということだが、わざと30分しか保てない効能は判然としない。

キリン堂の店員さんが云うには低温火傷である。

なるほど、である。

院内にある電子レンジでチンしてあてがったおふくろは温くてえーわー。

でも、すぐに冷めるから・・・と伝えておいた。

(H29.10.16 記)