マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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ふり返る令和4年4月の介護まとめ

2025年02月11日 07時54分15秒 | むびょうそくさい(おかん編)
おふくろの介護に大阪・住之江に戻ることは、もうないが記憶は記録。

ふり返る際に思い出したい事項は書き記しておく。

1日。入所した介護施設。

寒いとおふくろが願った毛布をもっていった。

起きてはいるけど、横になっていた、という。

朝の食事を済ませたら、眠くなったこともあるが、何もすることないし・・・

寝る、起きるはこれまで通り。

特に困るようなことはないそうだ。

面会終えて自宅に戻ったら大阪市介護認定センターより届いた封書。

前月に要介護認定申請した結果は、要介護2を通知する封書だった。

2日。昨日まではみなと会話もあったが、今朝になっては起きもしない。

お腹も減らない。

横になっていると伝えてくれたおふくろの容態。

部屋に入ってみたおふくろの様相は、まるで老衰状態かと見間違えるほど、目は小っちゃく開けるのもめんどくさいような・・・・

入居してからずっとテレビなんぞ見たくないと・・・

5日、前日に届いた介護保険負担割合証が市役所から届いた。

そして、今日は後期高齢者医療保険被保険証が届いた。

前回訪問時は寒い、寒いとベッドの横になったまま。

今日もそうだ、というTさん。

ベッド横になっていいたが、目は起きていた。

前回同様、エアコンを動かして暖房する。



自分で起きられる、というし、車椅子も乗れるというから手放しで喜んだ。

が、なんの、なんの、腰が重たい。

膝を曲げる筋力衰えに、移動手すりに掴まろう、とした。

が、足置きを外していた車椅子に移乗させようとしたが、自力では無理。

手をベッドについたまま、身体が斜めでは身体を支えるのも難しい。

体力低下は3月1日の入院・退院・入居を経たが、リハビリ運動プログラムは組めない現状にこれは・・・

あとでTさんが甘えさせすぎたかもといわれたが・・・

たとえ1週間に1日、なぁ半日でもえーから、と促すが、自ら歩行器も動かす気力もない。

車椅子生活に慣れてしまい、なんとしたい気持ちも失せた。

なんとか車椅子に移乗させ、農家栽培苺の古都華を買ってきた6個。

こんな甘い苺、とても美味しいから、とペロリと食べた。

欲しいもんは、あるかといっても要らん。

数日前のこと。

介護施設の運転手さんと二人だけで、細かい雨が降る日に連れってくれた桜見が良かった、という。

山の方にいったというが、そこは慈光院周囲に咲いていた桜だそうだ。

実弟次男らが今度の日曜に来ると伝えたら喜んでいた。

気力が喪失していたおふくろ、最後に頑張ってみるわ、といってくれたのでほっとしたが、ケアプランはこれから・・・



6日、つい先日まで入院していた田北病院がコロナウイルス感染症クラスターに・・・

テレビのニュースで知った、その概要は感染者確認

8人の入院患者に職員数は7人



まさにクラスター。



ケアプランセンターあゆみケマネジャーKさんから連絡があった区変依頼。

その対応に認定調査日程を相談した結果、この週の4月12日の午後1時半は、いかがでしょうか、と・・・

ですが、その日は私が通院している病院の循環器内科の通院がある。

診察終えて、戻ってきたとしたら午後3時ぐらいなら間にあう。

再認定調査のために就く家族さんはもちろん。

調査員に介護施設側も了解をいただいた。

10日の気温は、ますます上昇し27.7度。

これからは暑い日が、繰り返すことだろう。



カナダの国から4月8日に戻ってきた息子の次男は、新型コロナウイルス対策措置中である。

帰国したその日から1週間は、どこへも行けない外出不可、待機期間中の身だけに今のところはお家の留守番。

近々、介護施設に居住するおふくろに面会したい、と伝えてきた息子の次男。

そのつもりだったのが、暗転。

娘のA子の娘。

つまり、おふくろから見れば孫になる子供が、コロカ禍に巻き込まれ陽性の判定だった。

その場合であれば、父母両親は検査を受けなければならない。

さて、親の検査結果が求められる。

結果は・・・・。

二人とも陽性。

り患していたんだぁ。

おぉー、なんということだ。

事実を聞かされておぉぅー、であったが、この一週間前に隔離から解き放たれ、と・・・

息子の次男も隔離、実弟次男の家族も1週間の隔離。

ようやく解放され、やっとおふくろの面会に立てる夫妻。

兵庫県・神戸より電車でやってきた奈良・西ノ京駅。

迎えにきていた私たちと合流した午後2時。

介護施設での面会は予約した時間内に終わらせなければならない。

5人の面会をするワケにはいかず、2から3人ずつに分けて面会する。

入口玄関に、まずは記帳。

名前・時刻に体温測定値を記入してから手指洗いに消毒液対策。

入室は3人まで入れ替わり。

次に面会する組は、打ち合わせ室にて待機。

居室に椅子を2脚用意してくれた。

Tさんから伝えられた、おふくろの状態。

38度の発熱38に、食欲が低下。

食事の際には、テーブルに顔を落としてひれ伏して寝てしまう。

食事は、介護職員のTさんがスプーンを口に入れ。

8分目まで、食べていたが、本人は全部食べた、という。

瞼は開けにくいから、横になっておふくろに寄りそうように近づけた次男夫妻の顔。

はっきりと認識したおふくろ。

買ってきた造花もあとから見た私の判定はうれしそうでもなかったようなそぶりだった。

反応もしたくない、やる気のなさは老衰に一歩近づいた。

Tリーダーの話によれば、概ねほとんどの入居者はだいたい1カ月間がそうなるらしい。

機嫌良くなる人もいるし、そのまんまの人も、みな同じよう状態になるらしい。

12日の認定調査はたぶんに介護4、若しくは5になるであろうと・・・

二人の面会を終えて、私が代わって尋ねた。

この前の苺、美味しかったやろ。

また食べるかい、と聞けば食べたいというから、次回訪問の12日にも同じ苺・古都華を買ってくるから、と言い聞かせた。

居室から出ようとしたら、「今日はありがとう、AもMさんも同じように来てくれてありがとう」、と声をかけていた。

12日も気温上昇した27.5度。

連日の暑さにへとへと・・

介護認定大和郡山介護福祉課から要介護2の控えを暫定認定決定通知書に渡されたケアプランセンターあゆみケマネジャーKさん。

当方は認定調査で変更になるから発行しない、とかーさんが電話で確認したらそうだったのに、なぜ家族には本物を提供しないのだろうか・・・

帰りしなにかーさんが伝えた今度の日曜日。

17日の午前10時に、東京から長男夫妻が面会に来てくれるょ。

また、カナダの国から戻ってきている次男も、今は外出できないから、我が家で待機中。

コロナ対策の結果が陰性なれば、同じ日に来てくれるよ、と伝えたら・・・思わずくちばしったおふくろ。

「生きているやろか」と、涙を溜めて口にした言葉。

思うように動けなくなった身体状態に自信をなくしたのだろうか。

これから訪問リハビリもしてくれるようになるから・・と、声をかけたが。



美味しそうに佃農園で買ってきた古都華苺をぱくぱく食べてくれたので、ほっ。



あゆみケマネジャーKさんも立ち合う、午後3時からの介護認定調査。

奈良市内から来られた、と思う認定調査員のKさん。

介護認定調査だから、おふくろ主に、介護側の施設担当者への質問。

テキパキと進めていく調査員。

決められた質問項目を、表情も変化なく質問する女性調査員。

まさにプロ的感覚。

Tリーダーも応える、施設における普段の状態も調査される。

現在もなお、ご本人におる車椅子移乗は不可だった。

自立歩行の不可ではあるが、認知の心配はなさそうに思えた質問。

その様子からみな揃って要介護4か5の判定が下されるだろう、と想定した。

15日の電話は、あゆみケマネジャーKさんより。

訪問リハビリにおけるリハビリ療法士が決まった。

現状の身体状況を診たリハビリ療法士によれば、完全に歩くことは難しいが、できる限りのことを、当方の気持ちは絶対視していない。

できる範囲のリハビリ運動をお願いした。

毎週の月曜日を充てる予定であるが、正式に契約してからでないと実施できない。

本日も、明日も、明後日も療法士の都合で契約締結はできない、ということから4月25日が初回になりそうだ。

その後の電話に、契約調印日は4月19日火曜の午後2時20分。

顔を見るなり「今日は孫の長男・次男がくるんじゃなかったの?」というおふくろ。

いやいや、今度の日曜日やで・・・

前回の面会に伝えた孫の来訪予定。

「それまで生きているやろか」、と泪流したけど・・

今日は、それほど愉しみにしていたとは、これまで通りのおふくろにほっとした。

話し相手に「誰もおらん、テレビを見ててもつまらんから、今、横になったばかり」。

「眠たくはないし、朝も昼も箸、スプーン使おうて、みな食べた」というが、介護支援は「してもらっていない」、と・・

2週に一度の往診日に内科医師の来訪。

やや白髪混じりのOクリニックの先生。

「腰やら、あれやら痛とうて、痛おうてなんとかならんのかい、と訴えてもなにもしてくれへんかった」。

「・・元気におってや」、といわれて返したおふくろの言葉が「あんたもな」、といってずっこけたTリーダー。

「今日はすこぶる元気なのでびっくりしている」、と伝えてくれた。

この前、ケアしていた「男の人、毛布取っ払って、なーんもいわんと出ていったまま、寒い、寒い」と、訴えても反応せずやったらしい。

前日の気温から急降下。

気温が一気に10度も下がった気温は18度。

そりゃ寒いハズだ。

我が家の部屋もストープに火を点けたよ・・・

今日は先日のTリーダーやケアアワーカーさんが、そろそろ暑くなってきたから冬物は下げ、夏物にもなるアイものの服など持ってきてください、と云われて持参したが、それでも寒い、寒いというから、室内設置のエアコンを始動した。

そのことはTリーダーにも伝えた。

コピー取得を失念していた市発行の7月31日まで有効の「後期高齢者医療保険被保険証」の控えを受け取った。

17日は遠路はるばるやってきた3人揃っての面会日。

東京から8時間もかけて前夜の6時に到着した長男夫妻。

宿泊した大阪のホテルを朝に出て、ハッピーガーデン西ノ京施設に落ち合った。

カナダの国から戻って帰国した次男は、あしかけ3年以上も日本国から離れていた。



東京からは、久しぶりに会ったお嫁さんに孫の二人が、ここハッピーガーデン西ノ京にやっとこさの初面会。



「元気に、きょう来たよ」と、おふくろに手を振る。

朝食済ませて談話室に居たおふくろを玄関あがったフロアに呼び出し。

顔を合わすなり、訴えていた右手の痛みが消えた。

今は、孫の顔を見て嬉しそうな笑顔になったおふくろ。

その歓びに、感じなくなった右手の痛み。

すっかり消えた、と歓んでいた。

顔も名前も覚えている孫だけになったとき記念の写真を撮らせもらう。

それぞれが所有するスマホやガラケーで撮る初の面会合わせの顔、顔・・。

次男は、わざわざカナダの国からお土産に、と持ってきてくれたカナダ産のメイプルシロップ。

歴史があるカナダ産のメイプルシロップをおふくろに食べてもらおう、ともってきたが施設管理ができない食物や食材。

この場で、食べきってもらうのが原則だけに、管理が不可のシロップは、おふくろに気持ちだけ伝えて、次の面会家族が来られる前に記念写真撮り。

介護福祉士のKさんにお願いし、お嫁さんのMちゃんが所有するスマホに撮ってもらった。

感謝、感謝・・・

長男とお嫁さんは、本日中に東京へ戻らなくてはならない。

面会を終えてお昼は予約している大和郡山にある食事処・季節料理「翁(おきな)」に向かう。

19日の面会は、リハビリ療法士との契約を伴っていた。

おふくろは、居室に横になっていた。

車椅子に乗れるか、と尋ねたら、すらすらすいすい自力で移乗したのにはびっくり。

ハッピーガーデン西ノ京に入所してから初めて見る元気な姿にTリーダーも驚いたくらい。

契約は個人契約でなく、事業所としての契約になる。

訪問介護ハッピーリハビリ&ナースステーションとの契約に立ち会った作業療法士のKさんに理学療法士のOさんの二人。

やっと契約ができたリハビリ療法士のOさん。

い、いつもこんなんじゃないですから、と思わず伝えたくらい。

契約は、週一回、月曜の午後2時から40分まで。

費用は、600円程度になるようだ。

契約終えて、看護師さんも来られるまで多少の時間。

コーヒーとお菓子を提供してくれたケアワーカーさん。

「そのコーヒーは、熱いけど美味しい。以前通っていた介護リハビリ支援をしてもらっていた幸寿苑、と違ってこれは美味しい」、という。

仕事が忙しく時間差あけて来られた看護士のKさんは、月一に、一回来られて診る訪問診察。

月一回に毎回が水曜日に往診。

午後の時間帯に診る時間は30分。

診察項目は、血中濃度や血圧測定など。

病院に入院したときと同じような身体計測に血圧など、細かい部分を聞き出し、リハビリすべき情報を理学療法士のOさんにつなぐ仕組み。

月に500円程度の費用がかかる。

これら契約締結に際しては、あゆみケマネジャーKさんが立ち合った。

なお、訪問リハビリの日程の都合上、同一日に負担が、重ならないよう入浴日を水曜、土曜に決められた。

20日、介護福祉士のKさんからのLINE伝達は、おふくろからの依頼。

その依頼とは「次男のYに、お小遣いをあげたって」と、いうことだった。

カナダの国から、わざわざ帰国してくれたんやから、交通費に充ててほしい、と・・・

23日もおふくろの面会に出かけた。



一時帰国に奈良の生家に滞在中の次男とともに入室した居住室。

実は、23日の今日は、施設が行う入居者の誕生会。

4月生まれのおふくろも該当する4月誕生会。

なんと、4月生まれはおふくろ一人だけだった。

兄弟施設であるハッピーガーデン京西から異動してきた40歳男性職員が提案したフルーツポンチ。

デパートで買ってきた8種類のフルーツを、見よう見真似でカタチを整えた職員。

上手い具合に盛ったフルーツポンチは、入居者のみなさんも、そしておふくろも美味し、美味しいと食べたそうだ。



特に苺が美味しかったというおふくろ。

どうやら美味しい苺の品種は「あまおう」のようだ。

面会に、かーさんは誕生日祝いのパジャマを買っていた。

おふくろが、孫のYに、費用がかかるやろ、と気持ち金額を、またカナダの国に戻る足代に使って、と手渡した封は結局1万円に・・・

27日は特になんもないんだが、おふくろの面会に東京から来てくれた長男夫妻に食べてもらいたかった料理がある。

かーさんの思いが募った調理は、茹で鶏料理。

クックパッドレシピを参考に調理した鶏肉を茹でるだけ。

タレで味付けする茹で鶏料理。



細かく刻んだ玉ねぎにニラ。

醤油、めんつゆなどなどで味付けたドレッシングみたいなタレは、ごま油が必須らしい。

トマトとキュウリを添えて、こんなカタチで食べてもらおう、と思っていたようだ。

で、今夜の食は、次男とともに3人。

美味しく食べたタレ付き茹で鶏。



29日の産経新聞。

朝刊掲載の「港町365」が伝える記事である。

「明日からは大型連休がはじまる。新型コロナウイルス感染防止のための緊急事態宣言もまん延防止等重点措置もないほぼ”制限なし”のGWは3年ぶり。業界見通しによればホテル、飛行機、鉄道など旅行関係の予約状況は順調。ハワイなどの海外旅行も増加。流通系では百貨店がビアガーデンを再開、物産展がはじまり賑わいを取り戻したかのように・・・とはいえホテルでは出歩かないステイプランが人気だとか。国がゼロコロナを声上げずとも多くの人たちは自生的行動を心がけている」、と書いていた。



写真は、19日に放送されたコロナ感染者症数値である。

30日も面会日。

受付に、顔合わせた女性ケアワーカー。

数日前の天気穏やかな日に車椅子にのったおふくろを坂道押し。

そのパワーをなんとも思わず、ハッピーガーデン西ノ京から近い地に咲くいろんな花をみてもらう屋外介護。

車椅子を移動しながら、お花見したおふくろ。

それは、それは、たいそう歓んでくれた、と伝えてくれた。

具合が悪かったときとはまるで別人のよう。

室内に入室しようとしたかーさん、立ち止まり。

入室不可なのは、ケアワーカーのIさんが、おふくろのトイレが終わるまで面倒みていたから・・・

午後3時、と思っていたかーさん。

それなら午後3時に入浴を予定していたが、他の入居者に入れ替わってもらったのでえ、ごゆっくり寛いでください、と・・

また、先日お持ちくださった綿の下着。

それに着替えたおふくろはかゆみを訴えることがなくなった。

繊維によって痒みを発症するケースがある。

着替えた結果は、痒みが解消。

そのおかげで、痒み止めの軟膏薬は無用になったようだ。

そういうことまできちんと伝えてくれるここハッピーガーデン西ノ京の職員は、常時にわたって気配りしてくれる。

先ほど顔を合わせた女性ケアワーカーさんも、私たち面会者が来られたら、すぐにおふくろの状態を伝えてくれる。

ケアワーカーのIさん同じく、元気になられてよかった、と話してくれる。

そのIさん、自宅に戻る時間を考えて24日の誕生祝いに撮った苺パフエを横に笑顔で歓ぶおふくろの姿を撮ってお友達写真をLINEに送ってくれた。

かーさんはその写真を、実弟次男のお嫁さんに転送。

先日、面会に来てもらったときはぐったりやったけど、元気な顔に。



以前、うちにいたときの状態にほぼ戻ったよ、と返してくれた。

(R4. 4. 1、10、12、17、19、23、27、30 SB805SH 撮影)


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