ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

旅立ち

2010-07-08 22:19:24 | 日常
               
                母は天国に旅立ちました。

夕食後見舞いに来た孫娘のK子が9時半ごろ帰った後、しばらくは落ち着いていましたが、10時半過ぎから呼吸が荒く苦しそうな様子になりました。ベッドの背を上げ気味にして、ずっと背中を擦っていましたが、12時近くに喘ぐような呼吸になってきました。いよいよ「その時」が近いのかもしれないと思い、四女に連絡。ベッドサイドに戻って母を抱き寄せるようにして、話しかけながら見守っている間に、呼吸が間遠になり始めました。そして、四女が到着する暇も無く、深呼吸を3回した後、突然パタッと呼吸が止まり、それまで温かかった体から温もりがす~っと消えて、ピンク色だった顔から赤味が消えました。

7月8日午前0時20分、母永眠。口元に穏やかで満ち足りた笑みを湛えての最期でした。

ほどなくして四女到着。その後夜中のうちに孫息子J夫婦も顔をだしてくれました。今朝は早朝から次女、長女夫婦が次々に到着。8時過ぎに主治医が来宅し、昨夜の様子を聞き、本当に穏やかな母の顔を見て「これが老衰です」とおっしゃって、「老衰」の診断書を出してくださいました。その後、葬儀社の方との打ち合わせ。

色々な事務処理を終えて、夕食時には、娘夫婦、孫達、曾孫、合わせて11名が、母の眠る居間に集まり、長女の夫作の手打ち蕎麦や長女作の天ぷらをメインに、いつものようにビールやワインを飲みながらの賑やかな食事となりました。母もあきれているかもしれませんが、2日前まで母も一緒にテーブルを囲んでいたのですから、きっと笑って許してくれるでしょう。

お母さま、お疲れさまでした。娘達の頑張りに、とても見事な最期で応えてくれました。おかげで私たちに悔いはありません。これまでの全てに、ありがとう。(三女)
コメント (2)
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