「家の中は温かくて気持ち良いにゃ~」
お彼岸が過ぎて急激に寒くなり、今日みたいに一日中雨が降っている日は、人間もできればずっと家の中で過ごしていたい気分だけれど、それは猫も同じみたい。我が家の猫は、私が椅子に座っている時は代わる代わる膝を占領し、布団に寝転ぶと枕元周辺にゴロゴロし、ホットカーペットに寝転ぶとお腹の上に乗って寝ようとして、もう大変!
そんな中、基本的にSV家のお隣さんの庭で過ごしているタビちゃんとママネコちゃんも、私がSV家に行くとすっ飛んできて家に入り、できることならSV家の家の中で過ごしていたい気持ちがありあり。なるべくゆっくりさせて上げたいのは山々だけど、こちらも何かと忙しくそうそうSV家に長居しているわけにも行きません。
ひととおりSV家の用事を済ませて帰ろうとすると、ママネコちゃんは気配を察して外に出て行きますが、タビちゃんは慌てて2階に駆け上がって行きます。今までは、「タビ~」と呼ぶと、ついチャリチャリと鈴を鳴らして降りてきていたのですが、今日はどこかに隠れてしまって呼んでも反応がありません。
元息子の部屋、元四女の部屋(大抵そこにいます)、元三女の部屋を見ても居る気配がありません。夕飯作りの時間が迫って気持ちが焦りつつ、何度か各部屋を見に行っているうちに、元息子の部屋からチャリとかすかな鈴の音が。床に這いつくばってベッドの下を覗くと、ベッドの下の本の山の陰に息を潜めているタビちゃん、ついに発見!
ベッドの下から引っ張り出して外に出てもらいましたが、外は冷たい雨で可哀相。我が家の猫達と折り合いがつけば、うちの子になってくれて全然構わないのだけれど、お姫様気質のタビちゃんは、うちでゴロゴロしている猫たちと上手くやっていけそうもありません。これから寒さが厳しくなりにつけ、私の悩みは深まります。(三女)