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ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

フランス語再開

2011-04-19 21:00:45 | 日常
               
             フランス語クラスで使っているテキスト

3月11日の大震災で講師がフランスに一時帰国したためストップしていたフランス語のクラスが今日再開しました。唐突に休講となったので何人の受講生が残るかと思っていたのですが皆さん継続で、久々に元気な顔で全員集合となりました。

講師の先生は少しやつれた表情で登場。「自分一人だったら日本に残っていたと思うけれど、息子のリセが閉校してしまい、バカロレアが直前だということもあって、フランスに行くことを決意した」「東京からの便は帰国者でいっぱいだったので、大阪に行って2日間スタンバイ。結局大阪-ソウルは軍用機、ソウル-パリはフランス政府のチャーター機で帰った」「フランスでは日本から帰国した人のための行政サポートがしっかり機能していて、息子のリセへの一時転入その他、スムーズで助かった」「フランスでは両親の家に滞在したが、休暇気分にはなれず重苦しい気持ちが続いた。ただいつもは夏しか帰省しないので、春のフランスの花の美しさを味わえたことは良かった」「日本に戻ってからも地震が続いていて恐くてパニックになりそう」など「あれから」について報告。

その後私たち受講生たちが「あの日何をしていたか」について夫々報告して本日の授業は終了。報告の間に「フランスから多大な支援していただき感謝している」と言う人もいて、(さっとフランスに帰ってしまったことに若干の気まずさを感じていたと思われる)先生も、気持ちが楽になったのではないでしょうか。最後に「こうやって普段の生活をするのがパニックから回復する最良の方法ですね」と、やや元気を取り戻したようでした。(三女)

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