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昨日は午後の不動産屋さんとの面談の前、午前中に映画「レ・ミゼラブル」を見に、TOHOシネマズ日劇に行ってきました。
折りしもアカデミー賞で8部門がノミネート。それもあってか、平日の午前中にも拘わらずほぼ8割位の入りでしたが、私は前もってオンラインチケットを予約、前から二つ目ブロックの最前列・真ん中の座席というベストな場所で見ることができました。
ヴィクトル・ユゴー原作の「レ・ミゼラブル」は、これまでも世界各国でミュージカルとして上演され、余りにも有名ですが、今回の映画もミュージカル仕立てで、ストーリーは全て私達のよく知る歌で綴られています。
最初のうちは、悲惨さの描き方が余りにも詳細なので、少々疲れを感じましたが、話が進むにつれ、歌と登場人物の心情が完全に融合してグイグイ引き込まれていきました。
最後にジャン・バルジャンが天国に旅立つ場面では、私の周りからすすり泣きが聞こえ、一番最後に学生達が蜂起する回想場面と共に「民衆の歌」が流れてそれが止むと、場内から感動の拍手が起きました。
思いがけず3時間の長丁場でしたが(午後の部に間に合わないかと少し焦りました)、この映画自体は見ごたえがあって、映画やミュージカルの面白さを十分に堪能させてくれました。
余談ながら、この映画が始まる前、かなり長時間に亘って大音響と共に荒々しいアクション物の予告編が流れて、それだけですごく疲れたので、できればこの部分は端折ってもらいたいな~との感想も持ちました。(三女)