毎日新聞旅行主催の「脇街道シリーズ 中原街道を歩く①~もうひとつの東海道~:虎ノ門駅~三田~高輪~五反田駅」(同行講師:紀行エッセイストの金沢正脩さん)というイベントに夫と二人で参加しました。
地下鉄虎ノ門駅に9時集合。地下鉄構内から虎ノ門石垣遺構を見た後地上に出て、中原街道の起点「江戸城虎ノ門口」の虎ノ門碑から出発!
数分歩くと丸亀藩主が讃岐金刀比羅大神を祀った金刀比羅宮に到着。その後乃木邸跡、杉田玄白の墓がある栄閑時(猿寺)、天徳寺、などを経て麻布台にある熊野神社へ。ここには(今流行りらしい)マラソンをしながら七福神巡りをする「マラソン女子」が大勢で参拝に訪れていました。
その後東京タワーやいくつかのお寺・神社を眺めながら芝公園界隈を歩いて、三田へ。イタリア大使館近くの「蕎麦切 宮下」で鴨せいろの昼食。美味しいお蕎麦でしたが、できれば別のメニューでゆっくりお酒と共に味わいたいところでした。
昼食を終えて店の外に出て、我が母校の三田高校はこの近くのはずと周囲を眺めたら、ありました!100メートルほど離れたところに。でも周囲の様子も全く変わってしまっているし、校舎も完全に立て替えられていて、昔の面影は全くありませんでした。
その後、亀塚公園の古墳を見たり、三田台公園の貝塚を見たり、、、。
魚藍寺をお参りするということで、昔私達が「三田のおばあちゃんの家」と呼んでいた母の実家があった懐かしの魚籃坂も歩きましたが、家がどの辺にあるのか、よく分かりませんでした。
大石内蔵助等自刃跡や面白いデザインの高輪消防署・二本榎出張所などを経て、高野山東京別院へ。ここには弘法大師の銅像がありました。(今回のコースで唯一出会った銅像でした。)
引き続き、島崎藤村が洗礼を受けた高輪教会や、柳家金語楼の墓のある本立院その他を見て、3時に五反田駅前に到着。解散となりました。
全行程約8キロ、1万6千歩のウォーキング。色々な発見もあったし、懐かしい場所にも出会ったし、晴れて美しい青空が広がった一日でしたけれど、高層ビルの谷間は北風が冷たいし、アスファルトばかりの道は余り快適とはいえないし、Dちゃんが喜びそうな銅像は一つしかなかったし、、、。
来月は五反田から旗の台、洗足を経て武蔵中原駅まで、その後4回かけて最終的に平塚まで歩くという企画。それはそれで面白そうですが、、、私たちは今回でもう良いかな、というのが夫と二人の感想でした。(三女)