6月11日~9月22日まで東京都美術館で開催中の「ポンピドゥー・センター傑作展」を夫と見て来ました。
フランス・パリのポンピドゥー・センターのコレクションから、ピカソやマティスなどの有名な巨匠や、日本では余り知られていない芸術家達が、1906年から1977までの間に制作した絵画、彫刻、写真、映像などを、「1年1作家1作品」の形で展示し、20世紀という激動の時代の中、芸術家たちがどんな作品を生み出したかをたどろうと試みるユニークな作品展です。
上の作品は、「1908年 オーギュスト・シャボー ムーラン・ド・ラ・ギャレット」
ちょっととんで、「1932年 アンリ・カルティエ=ブレッソン サン=ラザール駅裏」
「1935年 パブロ・ピカソ ミューズ」
再びとんで、「1948年 アンリ・マティス 大きな赤い室内」
「1953年 フェルナン・レジェ 自由」・・・J'ECRIS TON NOM LIBERTE
「1956年 アルベルト・ジャコメッティ ヴェネツィアの女V」
油彩の絵画だけでなく、写真も彫刻もあることを示すのと、私の好みを合わせて絵葉書を選んだので、年代も絵画の手法も偏った紹介になってしまいましたが、実際には、芸術というものの幅広さを充分に味わうことができる、楽しい展示会でした。
思えば、20年位前にパリのポンピドゥー・センターに行った時は、建物のデザインの斬新さに目を奪われたものの、展示された作品にはほとんど興味が持てなかったことを懐かしく思い出します。(私も成長したな、、、。)
三連休の初日、上野公園はすごい人出。鬱蒼とした緑の中、家族や友人と楽しげに散策する人々の姿がありました。皆さん遠出はしないのかな?(三女)