3日目の観光です。この日は神戸北野(異人館)散策とランチクルーズです。
北野山手幹線通りにバスを止め、とりあえずはガイドさんの案内でメインの北野町広場へ。かなりの坂道を上がり途中道の両側に何軒か残っている異人館を見る横路があり、広場までの更なる坂道、階段が無理な人々はそこを見学、余力のある人は先にすすみました。
思ったより大したこと無く広場につきました。そこには正面に国指定重要文化財の「風見鶏の館」左側に「萌木の館」がありました。ここはテレビ等の撮影でよく使用されるようです。
その横に北野天満宮があります。この地区の北野はこの北野天満宮が由来だそうです。
天満宮前の急な坂を下ると、途中に現在は喫茶店になっているバラスティン邸があります。その先に上る時に通過した数件の異人館がありましたが 美術館やトリックアート館になっていたりでなんとなくせせこましく、もっと広い函館のような空間をイメージしていたので「???」でした。(写真はラインの館。)広場より上まで上るともう少し趣ある建物があったようですが・・・。
バスに戻るには時間があるので北野坂を少し下り、異人館通りを歩き、旧グラシニア邸(レストラン)の前を左折しパールストリートを歩くと、大きくどっしりとした象徴的な建造物、神戸ムスリムモスクがありました。何とも言えない荘厳な雰囲気でした。
その先の角に元小学校を利用した北野工房のまち、と言っても各教室を利用した空間ですが、があって、手作りの作品を売っていたり体験出来る店、小さな喫茶店など校舎一棟分を使って楽しそうに出店していました。
バスに戻る途中、ある路地前に警察車両が停められ、その前と路地の途中に警官が一人ずつ立っていました。そう言えば来る途中のガイドさんの案内で、この町には反社会的な組織の上の人が住んでいますと言っていたような。
バスに戻り集合時間近くなった時プチ事件が。「今、奥様が迷子になり捜しているとご主人から連絡がありました。」このツアーはこの後ランチクルーズで船の出港の時間が決まっています。はたして奥様は無事見つかるのでしょうか。
出発予定の時間が過ぎた頃「今、はぐれた北野工房で呼び出しの放送をしています。」「あと5分待って戻っていらっしゃらなければ、現地に直接行ってもらう事にします」との話が出たところに べつだん焦った様子でもない奥様が、捜しに行った添乗員さんと帰ってきました。めでたし、めでたし。(次女)