秋雨

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　食欲の秋？

今日は天気予報どおりほぼ雨で空気も冷え込んだ一日だったので、基本的に家でグダグダ過ごしました。で、夕食は、里芋・蓮根・こんにゃく・牛肉煮／茹でインゲン添え、天然カンパチのさしみ、焼き茄子、焼き油揚げ、あと写真には入っていませんが、お口直しのトマト。里芋、蓮根、カンパチ、茄子は秋が旬・・・ということで、一応「食欲の秋」メニューになりました。

「読書の秋」の方は、塩野七生の「日本人へ（リーダー篇）」「日本人へ（国家と歴史篇）」を読み終わり、いよいよ（母の生前中に）四女から借りた「薔薇の名前」の大作に取り組み始めました。大作っていうのは、読み始めるとすぐ眠くなって、良い睡眠導入剤とも言えるのですが、いつになったら読み終わることやら、、、。（三女）

秋の一日

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　ＳＶ家の庭に咲くニラの花

ようやく本格的な涼しさが訪れたので、朝、道掃除のついでに少しの時間ＳＶ家の庭の手入れをすることに。伸びすぎた梅、グミ、木瓜や、垣根の外にはみ出した雪柳の枝を切ったり、木々に絡まるヤブガラシを抜き取ったりしていると、２歳ぐらいの女の子とそのお爺ちゃんらしき人が「お池に行って亀さんにパンをあげようね」と楽しそうにおしゃべりしながら通りかかりました。

お爺ちゃんがＳＶ家の庭に目をやり、「茗荷採れるんですか？」と質問。「ええ、もう終わっちゃいましたけどね。やぶ蚊が多くて採るのも大変でした」と私。「今年は蚊が多かったですね」とお爺ちゃん。・・・とその時、二人の話を静かに聞いていた女の子が「おーおーおはようごじゃいます」と私にご挨拶。「お早うございます。おりこうさんね、亀さんにパンを上げに行くの？」と私。女の子はコクンと頷き、「じゃ、ちょっと行ってきます」と笑顔のお爺ちゃん。

「いってらっしゃい」と二人がお池に向うのを見送って、ふと気付くと「ちょっと手入れ」の予定が、既にお昼過ぎていました。「やばい！今日こそは映画を見に行こうと決めていたのに！」焦って庭の手入れを打ち切って、自宅に戻り、手を洗い着替えと化粧をして、昼食も取らずに急ぎ恵比寿に向かいました。

今日見た映画「ミックマック」はジャン＝ピエール・ジュネ監督のフランス・コメディ。フランス映画にしては派手な活劇の要素と、悪徳な「死の商人」をとことんやっつける単純明快さが、なかなか痛快。今日は水曜日のせいか、若い人たちも沢山見に来ていて、楽しげな笑い声が上がっていました。（私はフランス語のヒアリングが主な目的でしたが、いや～、やっぱり難しかったです。）

ということで、涼しくなった今日は、結構充実した一日となりました。明日は雨で冷え込むとのこと。静かな「読書の秋」にしましょうか。それとも得意の「食欲の秋」？（三女）

早朝散歩を始めて２週間

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　朝焼け(9/11)

暑いのは今日まで？そろそろバテ気味です。毎朝歩き始めて２週間になります。最近はりこちゃんがエノコログサが食べたいと玄関で帰りを待っているので、エノコログサを採るために歩きに行っているようなものです。

また、この二、三日は帰りにマンションの前のコンビニで朝食用に「蒸しパン」を買って帰り、「一時期お袋さん、良く食べてくれたのよね」と思いながら食べています。（長女）

二期会「魔笛」（芸術の秋）

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　「魔笛」のプログラムにウルトラ怪獣が？！

昨日 友人に誘われ久しぶりに二期会のオペラ「魔笛」を見にいきました。

演出が「ウルトラマン」の監督をやった実相寺昭雄(残念ですが４年前に亡くなりました)だったので、写真の怪獣が出てきたり、かなりユニークな舞台でした。オペラなんて５年以上行っていなかったし、昨日はマチネ公演で暑い最中出かけなければならないので、少し面倒でしたが、家から駅までの暑さを我慢すれば冷房の効いた電車と会場！楽しいオペラで大満足！

これから時々都会の空気を(美味しく無いけど)吸いに行こうかなと思いました。（次女）

秋到来？

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　秋到来を祝して「秋味」で乾杯！

長いこと居座っていた高気圧が昨日の台風に追いやられたようで、今日はようやく秋の爽やかさが訪れました。夕方大分涼しくなってきたので、何はさておき自宅の庭の草むしりをすることに。猛暑を理由に放置していた庭は雑草が生い茂り、酷い有り様。

両手にゴム手袋をして、片っ端から草を抜いてゴミ袋に入れる作業を繰り返すと、あっという間にゴミ袋が一杯になりました。全く、公園掃除やＳＶ家の片付けをしている場合じゃない、っていう感じですよね。

作業の間、なぜかママ猫ちゃんとタビちゃんがやってきて、興味津々の様子で？草むらに隠れたりゴミ袋を覗いたりと、しばらく遊んで行きました。タビちゃんなど、普段は我が家の猫たちと住み分けをしていて、絶対に寄り付かないのに、好奇心には勝てなかったみたい。猫って本当に面白くて不思議な生き物です。

やぶ蚊にあちこち刺されて、酷い目にあいましたが、とりあえず大分すっきりしたので納得。いよいよ明日からは秋を本格的に楽しめる、かな？（三女）

２回目の月命日

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　ずっと姿を見せなかったマリちゃんが悪天候の避難で？三女宅に登場

今日は台風接近の悪天候の中、２回目の月命日ということで、長女夫婦、次女、三女、四女が夕方からＳＶ家に集合。久々に、長女の夫の手打ち蕎麦と次女の北海道土産のホッケ他、夫々に持ち寄ったご馳走を食べながらの、賑やかな夕食となりました。

この間ビールを控えたり、早朝散歩をしたりでダイエットに成功している人もいれば、私のように２キロ増の後１キロ減（トータル１キロ増）の人もいましたが、総じて皆元気。おいしいものや国内旅行の話など、楽しい話題で話が弾みました。

そろそろ「相続」などの話もクリアしていかなければなりませんが、今日は、「トータルの方向は皆でもう少し時間をかけて考えることにして、とりあえず簡単な事務手続きはサクサク進めよう」ということで落ち着きました。（三女）

酷暑の秋祭り

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　余りの暑さにお神輿は５時過ぎに出発となりました。

毎年９月の第一土・日に行われる秋祭り。今年は母が亡くなったため、ＳＶ家は勿論、三女家も門先に飾る花と提灯を自粛して、静かに過ごす建て前でしたが、昼過ぎに町内会の世話人をしている友人が「１時半から子供山車がでるよ。お孫さん来てないの？」と声を掛けて行ったので、お祭好きの血が騒いで、“お孫さん”は来ていないけれど、ひとりデジカメを持って出発地点に駆けつけました。

余りの猛暑に子供たちの参加はチラホラで、世話人の大人たちばかりが目立っていました。山車を引いた後にもらうおやつの魅力も、この暑さには勝てなかったようです。

大人の担ぐお神輿は夕方と聞いて、５時半ごろに再度デジカメを持って出発地点に。太陽が西に傾いて、風も出てきて、少し涼しくなった中を、若い衆（といっても知らない顔ばかり）の担ぐお神輿が、夕日を浴びながら元気よく八幡神社に向って進んで行きました。

思えば、ＳＶ家前の公園は山車やお神輿の休憩地点だということも含め、地元のお祭は母や私の暮らしにずっと溶け込んでいました。２年前の秋祭りも、次女と二人で母を外に連れ出して、お神輿が通るのを楽しんで見ていたものです。・・・ということで、今年の秋祭りはいつものようにウキウキしたお祭気分ではなく、何となく母を思い出すひと時となってしまいました。（三女）

「ヘルパー料金」最後の集金

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　応接間のソファでしばし昼寝中のタビちゃん

午前中、ヘルパーの責任者が７月のヘルパー料金の集金に来ました。支払いが終わって帰るときに、「長い間有難うございました」「大変お世話になりました」の挨拶のあと、「ＳＶさんは可愛らしい方だったと、今でもヘルパーたちが話しているんですよ」と言うので、「時々憎らしいこともありましたけどね」と笑って答えながら、ヘルパーさんたちに助けられて暮らしていた母の日々が突然蘇り、胸がつまりました。

２ヶ月前には、眠気が強く、食欲が余り無いながらも、何とか頑張って椅子に腰掛けて、一緒に食事をしてくれていたんですよね。つい最近のことのような、遠い昔のことのような、、、。（三女）

防災の日

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　三女の夫の誕生祝いを、恒例の「駒形どぜう」でやりました。(8/31)

９月１日の今日は防災の日。ＳＶ家の前の公園でも防災訓練がありました。なぜか地域の女性消防隊の一員になっている私は、８時半から現地で参加者に配る非常食の準備の手伝いをし、訓練開始を待ちました。

９時半、消防車が到着し訓練開始。区出張所の所長、地域の団長、消防士さんなどが挨拶をした後、救急手当て、消火器使用、煙充満からの脱出を参加者全員が体験。そしていよいよ、女性消防隊による消火デモンストレーションです。

２週間ほど前に事前の練習をした時には、消火装置のエンジンが掛からなかったり、放水口がホースから外れたりと、しっちゃかめっちゃかで、しかも何時までも続くこの猛暑！中高年の隊員だけに、熱中症も心配。一体どうなることかという不安で、昨日はせっかくの泥鰌鍋も喉を通らなかった・・・ということはありませんが、憂鬱な気分いっぱいでした。

ところが！今日はどうしたことかエンジンも一発でかかり、一連の作業もスムーズで、参加者からは「今までで一番良かった」との感想も。しかも、若い女性から来年から隊員になるという申し出もあって、ついに世代交代が実現、私も引退できることになりました。やった～！

汗びっしょりになりながらも無事お役目を終えて、今日の防災の日は爽やかな後味と共に、めでたく終了となりました。（三女）