畑の脇に咲く赤詰め草@白州
四女が「荷物を取りに白州に行く」というので、私も「水汲み」を主たる目的に同行させてもらいました。
今回は旅の間ずっと生憎の雨。(いつもイベント時に居ると晴れになる「お天気オバサン」は次女だと判明。)八ヶ岳や南アルプスの山々が煙って見えないのは残念でしたが、白州周辺の木々も畑も田圃も、雨に濡れた緑がしみじみ優しく美くて、気持ちが安らぎます。
初日は道の駅「信州蔦木宿」で昼食(天ぷら蕎麦)。金精軒できんつばやドラ焼き、七賢でお酒(鄙歌)を買い、道の駅「はくしゅう」で夕飯の食材を買って、この日に使う分の水も汲ませてもらって、すっかり豊かなルンルン気分で家に向かいました。
ところが!家まであと2、300メートルの、片側はお墓、片側は水路に挟まれた狭~い道で車に遭遇。相手の車がお墓の方に少しよけて止まったので、進むしかないと進んだところ、なんと接触!双方の車にほんの少しの擦り傷がついた程度でしたが、先方(高齢の?男性)が自宅の奥様に連絡して警察を呼びに行ってもらったり、保険会社に連絡したりと、なにやら大騒ぎになってしまいました。
雨の中お巡りさんを待つこと30分位。ようやく登場したお巡りさんは、いかにも地元の駐在さんという雰囲気の人で、現場検証と書類作成を終えると、「まあ、これくらいの接触事故は大したことじゃない」「それより、この辺も時々猫車とか花とか野菜とか、ちょっとした窃盗があるから気をつけて」という親切なご注意の言葉を残して駐在所に戻っていきました。
後の手続きは保険会社同志で進めてもらうということで、事故の件はひとまず落着。書類作成を待つ間、先方の奥様と世間話などをしていましたが、とても気さくで良い方だったので、事故自体はちょっと悔しいけれど、ご近所の知り合いができたり地元の駐在さんとも知り合えたりして、「結果オーライ」だったという結論になりました。
3時半ごろ家に到着。甘いお菓子とお茶で一服、ソファでちょっと昼寝、その後「蔦木宿」の温泉に。雨の中の露天風呂も悪くありません。のんびり浸って疲れをとって、家に戻って夕食の準備。
この日のメニューは、スペアリブ・じゃが芋・アスパラ・椎茸のグリル、戻り鰹・香味野菜のサラダ風、破竹・こごみの炊き合わせ、若布ご飯。スペアリブ等のグリルは甲州ワイン、その他の料理は七賢で買ったお酒と共に。良く食べ、良く飲み、良くしゃべり、良く笑った夕餉のひと時でした。
二日目も雨。早々に片付けをして出発。途中Jマートに寄って猫餌その他を買い、道の駅「はくしゅう」で水を汲み、あとは高速をひた走り。談合坂SAで昼食(私はキーマカレーほうとうという変り種、四女はラーメン)と買い物(もつ煮、野菜少々)をして、今回のイベントは全て終了。雨ばかりだったし、特に何をやったわけでもないけれど、やっぱり楽しい二日間でした。(三女)