「おつくべ」は「正座」の意。
「おつくべ を する」=「正座をする」
「おつくべ している」=「正座をしている」
「おつくべ して まつ」=「正座をして待つ」
「おつくべ してる だぞ」=「正座をしているのですよ」
「せんせい の はなし を おつくべ して きく」=「先生の話を正座して聞く」
「いすせき だと おつくべ しなんで いいもんで ほっとする」=「椅子席であれば正座をしなくても良いのでほっとする」
※弓道の日置流(へきりゅう)では膝をついて弓を引く技法を跪射(つくばい)と呼びます。
「おっくべ」はこの「跪」が関係しているかもしれないなどと想像しています。
蹲う(つくばう)は、「うずくまる。しゃがむ。平伏する。ひれふす。」という意味ですね。
想像がちょっと違っていたかもしれません。
私の持っている数少ない知識と語感とで、推理しました。
「長野県方言辞典」を見ることができるようになったら草々に調べてみたいと思います。
有難うございました。
私は、正座をするとしか使わないですが、姿勢は違いますが、小さい子供に”おっちん”という言い方はします。
育ってきた時代と少々姿勢が違うとは思いますが。
そういえば、這い蹲るの姿勢は少し近いような気はしますね。
この3月に「長野県方言辞典」が発刊される予定となっています。
市立図書館の書士の方に購入が出来たら知らせてもらうことになっています。
この本にはもしかすると語源が記載されているかもしれません。
楽しみです。
いわくがありげですね。語源みたいなものが。