Polepole Life new

びわ湖の湖南に在住。
亡きA.コッカーNOIRと山歩きを愛すシニアライフを綴ります。

パウル・クレー

2011-06-27 10:16:00 | 美術・絵画







展示会チラシ&チケット





一月以上も前の話になりますが・・・







5/11
京都国立近代美術館
パウル・クレー展 おわらないアトリエ」



・・・を、ドシャドシャの雨の中、
開催期間の終了間近にあわてて観てきました。




このところ、馴染み深い「ぽれぽれ精神」はいずこに?





展覧会チラシから






 それにしても、
何故こうも、この展示会についてUPが遅れ、且つ
正直に言えば、ほとんど忘れかけていたのか?

 興味を持てない展覧会ではなかった。
それどころか、志村ふくみにも関連して楽しみにしていたし
構成が展覧会タイトルが示すように、画家の制作過程を
のぞくようなモノになっているのも面白かった。
(覗く・・・といえば、実際のスイスのアトリエの復元もあったし。)

 説明的要素が多いために、作品は小品が多かったという人もいたけれど
巨匠の習作・デッサンなどを観るのがもともと好きな私を
わくわくさせた。

 けれど今、思い出して感想を書こうとして、いつもは稚拙に繰り返す
「アレがよかった。」「アレがすき。」が、浮ばない。
 同行した夫さんは、「らしくないのばっかりだった。」と言っていた。
私は、よく解らないけれどすーっと違和感なく入ってくるものは
多かったけれど、なにかパワーとかショックとか、
胸を打たれたと言えるものが残らなかった。


 今回、サポーターの仕事の展示解説の参考にしようと
絵の展覧会で始めて音声ガイドを借りてみた。
人の肩越しにキャプションを見ては、絵を観て・・・
という不便がなく楽に観覧できたのだけれど、アナログ人間の為
機械音と録音のペースに惑わされて、鑑賞に集中できなかった
感動の薄さは、その結果かもしれない。



 

 
コメント (4)
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