ネタぎれなので、日が前後しますが・・・
裏千家の初釜で使われるお菓子、
菱葩餅 (ひしはなびらもち)をUP。
私は、お茶は40歳をすぎて文化センターで
「外でお薄をいただけるように」
数カ月お稽古しただけですが、
お正月の初釜で戴いた菱葩餅=花びら餅の
味が忘れられず、お正月はシャカシャカと
テキトーに点てたお薄とコレをいただきます。
こしあんよりは、粒あん。
上品な羽二重より、薄皮まんじゅうの方が
好きな私ですが、なぜコレは好きなのか?
もしかしたら、色黒無骨で癖の強いゴボウが
がんばって納まっているからかしらん。
+ + +
ウィキペディアより抜粋:
菱葩餅(ひしはなびらもち)は、ごぼうと白味噌餡と
ピンク色の餅を、餅もしくは求肥で包んだ和菓子である。
通称花びら餅。平安時代の新年行事「歯固めの儀式」
を簡略化したもので、600年にわたり宮中のおせち料理の
一つと考えられてきた。
歯固めの儀式では長寿を願い、餅の上に赤い菱餅を敷き、
その上に猪肉や大根、鮎の塩漬け、瓜などをのせて
食べていたが、だんだん簡略化され、餅の中に食品を
包んだもの(宮中雑煮とよばれた)を、公家に
配るようになった。
さらには鮎はごぼうに、雑煮は餅と味噌餡で
かたどったものとなった。
宮中に菓子を納めていた川端道喜が作っていた。
明治時代に裏千家家元十一世玄々斎が
初釜のときに使うことを許可され、新年のお菓子として
使われるようになり、全国の和菓子屋でも
作られるようになった。
ごぼうは2本であったが、現在では1本のものが主流である。