凹んだ時、食べたくなる味が、幾つかあります。
おにぎり、 『近定』の鯉定食、
スパイスの効いたエスニックフード・・・
でも、なんと言ってもふるさとの味。
下仁田こんにゃくの三角おでんと・・・ コレ↓
上州名物 焼まんじゅう!!
生まれ育った、群馬県前橋市の変わらない味です。
RyokoさんのBlogで画像を見かけて、
辛抱たまらず即電話注文してしまいました。
(Ryokoさんのとこでは、1番初めのではなく6・7番目の画像がコレ。)
包装紙が前橋の地図になっていました。
住んでいた地域も含まれているし、姉の通った学校も
ちゃんと載っていてました。
13歳の時、父と姉と三人で愛知県に移りました。
寂しい思いをしていた頃、父が出席した「群馬県人会」の
土産として持ち帰ってくれたのが、この焼まんじゅう。
それが、お土産用焼まんじゅうとの最初の出会いでした。
五平餅のような甘ミソダレをつけて七輪で焼かれる
ほんのり麹の香りのする蒸しパンのような、平たく
大きな焼まんじゅうは、前橋では縁日の定番。
小さい頃から馴染んだ味です。
2度目は結婚してから。
東京から滋賀に移って、やはり馴れない土地で寂しい
思いをしている時に、ふと『原嶋総本家』さんの記事を
雑誌か新聞で見かけ、電話で注文しました。
そして、今回3回目。
今回の発送用のお土産セットは、量が多い。
地元では歴史があるとはいえ、B級グルメの安価さも
焼まんじゅうの魅力なのに・・・キツイ送料。
ミソダレも足りるのかしら?と心配な量。
刷毛は小さいし。。。
ささくれ立った心はあら捜しばかりしていましたが・・・
炭火で焼く豪快さもないけれど、それでもしばらくすると
部屋に広がる香ばしい焼けたミソダレのかおり。。。
うるっ おいじいぃ~~
イライラしないで、
少しずつ食べながら、ゆっくり考えよう。
落ち込んでいる時に、決断することはやめよう。
箱が空くまでは、何も考えない・動かないで状況を見よう。
あんなに喜んでいた、おしごとのはなし・・・。