中国に行く前にかったアルバムが幾つかありましたが、その後何度も聞いてとても良いと思うようになったアルバムです。
Dave Peckは結構アルバムを題していますが、このメンバーでとても安定した演奏して、そのライブです。
ここのところJoe La Barberaが実にいろいろなところで叩いていて、この感じのピアノには引っ張りだこなのでしょうか。
1曲目、トラデショナルな曲のように始まり、バイバイ・ブラック・バードのメロディーにインリズムがらなるあたり、ピアノ・トリオを聴くこと自体の楽しみにきずく演奏です。
2曲組めスタンダードを弾くピアノのフレージングはオリジナリティがあって、とても驚くべき展開、興奮とか迫力とか違ってスタンダードのメロディーがこう流れていくのかという驚きがある演奏です。
3曲目“Lover Man”4曲目“They Say It's Wonderful”と演奏されつくしたようなスタンダードを新鮮に聴かしてくれるのです。スタンダードの曲の力と演奏者のセンスはそれぞれ不滅なのでしょうね。
実に曲のメロディーはしっかりとしながら、演奏は軽やかでありながら、落ち着いた曲がながれるのです。
このようなトリオ・演奏を選んで聴きに行くことが出来たら素晴らしいJazzライフだと思うところで、きっと在米の方にはあるのでしょうね。
5曲目“ If I Should Lose You ”のテーマに入るところも素晴らしい、気負いはないのに研ぎ澄まされたよフレーズ、独鈷にでもあるピアノ・トリオ・アルバムとは格を変えるアルバムだと、聴くほどに思います。
Modern Romanceというアルバム・タイトル、ジャケットは情熱的で、ちょっと現代の雰囲気と異なりますが、わたこの絵柄、懐かしい情念を感じます。
演奏はとても爽やか6曲目、スタンダードをこのように気化してくれるというの、うれしくなるような安定感です。
中国から帰ってどうも調子が出ませんが、そろそろUP始めます。
Modern Romance / Dave Pwck
Dave Peck piano
Jeff Johnson bass
Joe La Barbera drums
1. Bye Bye Blackbird
2. East Of The Sun
3. Lover Man
4. They Say It's Wonderful
5. If I Should Lose You
6. I Got It Bad and That Ain't Good