JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ヘルゲ・リエン ライブ・アット・ピットイン 2012 11 3

2012-11-05 21:56:54 | サポート中、ライブ


祭日のライブはあわてて行かないでよいので余裕があるし、整理番号がついていているので気分的にも楽です。
あるいてく、あるいてくで表参道から原宿まで歩いて、最後は新宿5丁目のショップで時間が余ってコーヒーをのんでいます。
ヘルゲ・リエンの最新アルバムは激しく個性的だけれど、natukashii的に演るのでしょうか。



7時15分になったのでピットインに移動、入り口前はいまだないくらいの人が待っていました。
整理番号は○番なので、いつもの席一番前に座ることができました。

いつものトリオの配置とは違って、ピアノが真ん中でベースとドラムスはなれているはいち、ドラムスが目の前なのはまづらしい。
15分前でほぼ満席、すごい人気なんですね。



ぴったり8時にステージに登場。

1曲目、幻想的な広がりを作りながらのスタート、アルコと手でたたくシンバルで3者一体のサウンド、その中でリエン節が最初から流れます。

続いてテーマはおなじようだけれど、ハーモニーが変わって2曲目、ピアノの中に手を突っ込んで激しめのリエン、アルコが重心を下げて映像的、素手のドラムスがだんだんと登りつめていきます。

疾走する3曲目といっても切れ目なく演奏しているので曲数はあいまいです。ここでアルコのソロ、この人が要所で変化をつけます。
リズミックになった4曲目、これも雰囲気が変わって面白い。
ベースの重たいリズムにリズミックなドラムス、ピアノがしっかりした線をひくと、ESTの後を支えるのは誰だといつも思ってしまいます。
ここでどんどん登りつめるピアノ、ドラムスが初めてステックでスネアを叩きました。
ここで初めてMC、7年ぶりの来日だそうで、私も初リエン。

5曲目は最初のアルバムに入っている“Hymne”というクラシカルなとても美しい曲。ベースのピッチカートのソロ、ベースのフローデ・バルクは作業員風のシャツ、ドラムスのフローデ・バルクは赤と黄色と黒のアヒルがプリントされたTシャツでなんともおかしいけれど、テクは超一流、完全なアコーステックの世界です。

6曲目フリー・インプロ風な始まり、ドラムスはいろいろな鳴り物をもっていて使い分け、だんだんとロックみたいになってカッコ良い。

7曲目、疾走する曲に変わって先鋭的な曲、ガシッと終わってこれもかっこいい。

8曲目、手で多無を叩くリズムから重厚な広がりの曲、ドラムスの前に座っているけれどこの人山ほどステックを持ち替えてすごく繊細なサウンドを作っているのです。

1st終わりかとおもったら続けるから、どうやら今日は1ステージのようです。
9曲目静かにピアノ・そろからインリズムになってスパニシュなメロディに変わりました。

10曲目は“Natsukashii”ににた曲調。

MCであと2曲演奏するといって始めたリズミックな曲はリエンの世界に引き入れられます。ドラムスが激しくたたくとやはりこれは面白い、登りつめて2本のステック後ろのカーテンに放り投げてあとは素手。

12曲目は大きなスケールdえ初めて、フリー・インプロ、ドラマーがむしろパーカションのようなサウンドを作っているのが楽しい。

そしてアンコール、これは予想通り“Natsukashii”ほぼアルバムと同じスピードで弾きました。
これ弾いちゃったら終わりだと思います。
一気のステージで1時間半、一寸集中力が落ちてしまいましたが、いや凄いトリオを楽しみました。

家にも早く帰りついてよかった。なんせ次もあるからね。


コメント (6)
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