JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ビルも、 ギルも、ドンも i remenber bikk atribute to bill evans / don sebesky

2012-11-27 20:52:55 | 聞いてますCDいいと思う


ドン・セベスキーを聴いていたのはCTIの初期のフュージョン・ビックバンドの時代だから70年代の初期、その後はほとんど聞かないからどんな傾向をたどってきたのか、よく知らない。
このアルバムは1997年の録音だけれど、メンバーが豪華で、ビル・エバンスのトリビュートということで面白そうなので買ってみた。
セベスキーがピアノを弾くとおもっていたら、ピアノレスでエバンス音楽を表現するということらしい。

1曲目ブラス・セクションでおなじみのメロディ、一寸とらえどころなくて頼りなげだけれど、ジョー・ロバーノのテナー・ソロになってJAZZらしくなります。
2曲目、私、ピザレリは一寸苦手はチェット・ベイカーと同じ理由。
3曲目の“So What”はさすがセベスキーのアレンジ、きっちりしまってかっこいい。
4曲目は、エディ・ダニエルスクラがとても良い雰囲気。
5曲目では、リー・コニッツのアルト・ソロ、これだけ人がそろうと、順番に演らせても面白くなるわけで贅沢です。
7曲目がセベスキーの曲で“ギルじゃなくてビルだぜ”って題が気に入って買ったところもある。ギル風アレンジでもっとぐいぐいと行くかと思えば、これもエディ・ダニエルスとボブ・ブルックマイヤーが良い感じ、上品なしあがりです。
8曲目、トーツ・シールマンスもエバンスの音楽には必要かもしれません。

だいぶ古いアルバムですから、あまり気張らずに聞いていれば、ビルも、ギルも、ドンも、それ以外にもジョーも、エディも、マークも、ラリーなんかもいて、とても豪華なムード・ミュージックを聴いているような、それでいいと思うアルバムという感じです。

アッ、ビルとギルはいなかった。

i remenber bikk atribute to bill evans / don sebesky

Joe Lovano(Ts)
Tom Herrell(Flh)
Larry Coryell(G)
Marc Johnson(B)
Joe LaBarbera(Ds)
John Pizzarelli(Vo, G)
Eddie Gomez(B)
Marty Morell(Ds)
Toots Thielemans(Harmonica)
Sue Evans(Per)
Dave Samuels(Vib)
Eddie Daniels(Cl)
Lee Konits(As
Dennis Mackrel(Ds)
Hubert Laws(Fl)
Joe Passaro(Per)
Bob Brookmeyer(V-Tb)
Ken Sebesky(G
New York Voices(Vo)
Jeanie Bryson(Vo)
Brass and Woodwinds, Strings,

1.Waltz For Debby
2.I Remember Bill
3.So What
4.Quiet Now
5.All The Things You Are
6.Piece Peace
7.Bill, Not Gil
8.Very Early
9.T.T.T.T. (Twelve Tone Tune Two)
10.Autumn Leaves
11.Blue In Green
12.I'm Getting Sentimental Over You
13.Epilogue
14.Bill Evans Interview
コメント
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