大石学さんのアルバムのネットでの販売についてはそこで購入しているのでメールでご案内いただける。連絡いただくと、無条件に注文するので、内容も良く見なかった。ついてみて驚いたのは女性ヴォーカルとのデュオアルバムだった。
ヴォーカルものはほとんど聞いていないし、日本の女性ヴォーカリストのレベルも解らない。ライヴハウスで知らない女性が歌っているのを聞いてかなりがっくりした経験があるので、そして女性ヴォーカリストの名前はかなり見るので、凄いレベル差で存在しているのだろうと想像します。
だから1曲目の大石さんのピアノソロ(こらはいつも通りでうれしい。)のあとの2曲目からのヴォーカル、最初はああっこれは知ってたら買わなかったかなと言うのがスタートです。
女性ヴォーカル(男性も)はまず声の好みが大きいし、音程なんかもきになりだすと気になる。ウームとうなりながら聞いて行きます。
だいたいむーらというジャズ・カフェも知らないし杉山千絵嬢もまるでしらない。調べたら京都にあるのですね。行きあたらないはずです。
どうやらむーらの10周年を記念して造られたアルバムのようで、だから出しているのもこのお店でした。
それならうなずけるけど、普通こういうのはマイナーに流通するけど大石さんなのが凄いです。
バックのピアノがとてもいいので、めげずに聞きすすみます。
4曲目の“Come Rain Or Come Shine”当たりでもう一度ウームとうなるのですが、最初のウームとはちょっと違う。
この女性基本高めのキーかもしれないけれど、かなり幅広く声がでていて、大胆なフレージングをしていて個性的だなと思い始める。
8曲目の“Just IN Time”や9曲目の“One Note Samba”などクラブで歌われる曲の選曲だけれど実に挑戦的なヴォーカル、こりゃ結構凄いかもしれない。(私女性ヴォーカルをほとんどしらない)
ということでいろんな足し算引き算をしてもこれプラスの方にだいぶ行っているアルバムだと最後には思えました。
最後“What A Wonderfl Worl”だから、これも大石ファンにはうれしいかった。
Live at Murra / Manabu Ohishi & Chie Sugiyama
(Manabu Ohishi(p)
Chie Sugiyama(vo)
Recorded at Murra on March 19,2016
1. Murra
2. It Could Happen To You
3. The Island
4. Come Rain Or Come Shine
5. Lullaby Of Birdland
6. Local Train
7. So Many Stars
8. Just IN Time
9. One Note Samba
10. Everything Must Chage
11. What A Wonderfl Worl