
3枚買ったうちの1枚は多くの人が既に記事にしているアルバム、もちろん悪いはずはないけれど、絶賛までは一寸戸惑う。
どう書いたらいいのか、かなりまとめづらい。
メルドーがトリオでブルースとバラッドを演奏しているのだから、これは全部いいとこ集めのはずで、何度も聞いているのに1曲目ピアノ・ソロだと思っていた。
メルドーがブルースやバラッドを選ぶと、こういう弾き方でこの長さでというような感じで、強烈な印象にならない。リズム隊もストイックに抑えているからガツッという感じにはならない。ブルースとバラッドだからというので、そこを納得して聞いているということでしょうか。
一番気に入っているのが5曲目の“These Foolish Things (Remind Me of You)”ここにくるとこれは良いとおもうのだけど、その後の2曲も地味だと書いたら怒られるかな。
7回とか8回続けて聞いてやっと結論付けた。「BLUES AND BALLADS」とあるけれど、これ、BALLAD集にしてくれたら安定したアルバムになったような気がする。
BLUES AND BALLADS / BRAD MEHLDAU
Brad Mehldau (p)
Larry Grenadier (b)
Jeff Ballard (ds)
1. Since I Fell For You
2. I Concentrate on You
3. Little Person
4. Cheryl
5. These Foolish Things (Remind Me of You)
6. And I Love Her
7. My Valentine