チェロのアンサンブルというと、ベルリン・フィルの12人が有名だけれど、あんまり気が合わない。何枚か買っているものの、編曲があわないのか、なぜかあまり面白いと思わない。だからチェロ・アンサンブルのアルバムは日本の「ラ・クァルティーナ」にとどまっていた。チェロの合宿にいって5重奏を演奏したのだから、アンサンブルにももう少し親しもうと中古屋さんでみつけたアルバムを買ってみた。サンクト・ペテルブルグ・チェロ・アンサンブルというグループだそうですが、まるで知りません。
ロシアのサンクト・ペテルブルグ・フィル・ハーモニックが母体となっているそうで、ソ連時代はレニングラード・フィルだったそうでそっちの方が通りがいい。
ベルリンよりも重厚な響きと、落ち着いたアレンジ、1曲目のヘンデルからとても落ち着いた気持ちになります。
有名曲をあつめてくれていて、アンサンブルの美しさがつたわってくるのでこれは良かった。
こんどはいつアンサンブルをするのかはわかりませんが、パートになるのも楽しかった。
夢のあとに/白鳥 ~癒しのチェロ・アンサンブル
01パッサカリア (ヘンデル)
02パストラール (J.S.バッハ)
03白い小さなロバ (イベール)
04なき王女のためのパヴァーヌ (ラヴェル)
05夢のあとに (フォーレ)
06行進曲op.65 (プロコフィエフ)
07エクスプロンプト (ソコロフ)
08アヴェ・マリア (J.S.バッハ/グノー)
09鳥の歌 (カザルス)
10ユーモレスク (チャイコフスキー)
11白鳥 (サン=サーンス)
12エレジー (シュワルツ)
13小さな雷鳥 (コミタス)
14無言歌 (アザラシヴィリ)
15ドクター・ジャズ (オリバー)
16ラグタイム (ジョプリン)