アルバム・タイトルからして親子そのもので、ワケーニウス親子、コンサートでは共演してきたようだけれどアルバムはデヴューのようです。
親子で同じ楽器ってどうなんだろうがまず、思う。自宅で演るのであればこえは楽しいだろうけれど、プロとしてとなるとどんなもんでしょう。
ラース・ヤンソンやモフェット・ファミリー、クレイトン親子なんかが一緒に演っていりけれど違う楽器はまだずっと楽だろう。
どんな親子がいるのか思い出そうとしたけれど、少ししか思いつかないから一寸調べてまとめておこう。
まずは記事のタイトルは「親子鷹」1955年の小母澤寛の小説で勝海舟とその父、小吉を描いた大衆小説で、昔よんだけど完全にわすれているから、題名だけ。
同じ楽器だから、まず比べられてしまうだろうし、二人の息子を持って入る身だから、同じことをどこまでやってくれるかも気をもむだろう。(幸いこちらは一人は全く違う世界、もう一人も違う業種なのでお気楽なものです)
それだから、子供としてもなかなか選びづらいし、苦労もわかっているのだろう。
もちろんチャレンジした子供はいただろうけれど、よっぽど秀でていないと頭角をあらわさないのでしょうか、思いついた親子は少ない。
まず思いついたのはデューイー・レッドマンとジョシュア・レッドマンのテナー親子。逆にジョシュアを聴いてからデューイーの凄さを再認識したのだから本物です。
これからつながるのが、コルトレーンとラヴィ親子、こちらは聴くたびにラヴィって父親似で凄い練習しているのだろうと思うから、この子も納得。
もう一人思い浮かんだのが、ギミー・ギャリソンとマシュー・ギャリソンだけど、アコとエレベの違いがるからここは一寸違うか。良い方に励みになるかもしれないけれど、是非頑張って欲しい一人です。
ピアノでは、ケニー・ドリューとJrがいて、ここのところは一寸、本人辛いところはあるかもしれないけれど、頑張ってます。
ここで止まってしまって、ウーンとうなっていると、カーラ・ブレイとカレン・マントラーっていうのが親子だったけれどカレンの方はほとんど記憶がありません。
基本、偉大な親の子供たちが頑張っているのだけれど、ほかにもいるのか、サーフしてみたら幾つかみつかったので参考までに。
ジャンゴ・ラインハルトとハビック・ラインハルトのギター親子だけど、ジャンゴはジプシーで息子はフュージョンに行ったみたいだから問題なし。
グラント・グリーンとJrのギター親子、こちらは同系統だけど頑張っているようです。
バッキー・ピザレリとジョン・ピザレリもギター親子、なんかギター親子がおおいのは小さいころから触らしていたからかもしれませんね。
って親子の話になってしまって、アルバムにはいっていないけれど、二人のギターでよくデュオする曲集なのでしょう。緊張感というよりかは、仲良し感のアルバムで、親子だったらこっちの方がいいとは思います。
Father And Son Ulf & Eric Wakenius
Acoustic Guitar – Ulf Wakenius
Acoustic Guitar, Vocals – Eric Wakenius
01. Intro: Birdland [excerpt] (Joe Zawinul)
02. Irish Vagabond (Ulf Wakenius)
03. Meine schöne Heimat / Vem kan segla förutan vind (traditional)
04. Mistral (Ulf Wakenius)
05. Once Upon A Time In America (Ennio Morricone)
06. Paco's Delight (Ulf Wakenius)
07. Scarborough Fair (traditional)
08. Dodge The Dodo / When God Created The Coffeebreak(Esbjörn Svensson, Dan Berglund & Magnus Öström)
09. Eleanor Rigby (John Lennon & Paul McCartney)
10. Father And Son (Cat Stevens: Yusuf Islam)
11. Birdland (Joe Zawinul)
12. Help The Poor (Charles Singleton)