
Quadro Nuevo(クアドロ・ヌエボ)っていうグループが大好きだけど、あまりショップでお目にかかれない。コンスタントにでているようなのでもっと注意しなければと思う。
ドイツを拠点にする4人組でたくさんの楽器をつかって、ジャズ基調でタンゴ、カンツォーネ、シャンソン、の曲を演奏して楽しい。
かたやECMから2枚組のアルバムがでたけれどリーダーを知らない。試聴したらこれ結構面白いのでかってみたら、なんとそのクアドロ・ヌエボの創立者の一人、サックス奏者の人だった。
Quadro Nuevoのサウンドは変わっていないのだけれど、より一人の個性、スケールを大きくしたサウンドではないでしょうか。1枚はカルテット、2枚目にはオケがバックについてのゲストの参加、Quadro Nuevoもゲストになっています。
哀愁あるメロディーはあくまでも哀愁あり、甘いメロディーは本当に甘く、咆哮するときは咆哮し、スパニシュであったりタンゴだったり。
冗談音楽やってんのかとおもうほど真剣にムードをつくってくれると、夢の様なキャバレーの舞台とか、サーカスの現場にいるような感じです。相手の演出に翻弄される、その世界に身をおくのも音楽の楽しみの一つです。
Quadro Nuevoのアルバムも欲しい。
Mocca Swing / Mulo Francel
CD1: Mulo Francel Quartet Recordings
Mulo Francel(ts, cl), David Gazarov(p), Sven Faller(b), Robert Kainar(ds)
CD2: Mulo Francel & Münchner Rundfunkorchester
Enrique Ungarte(cond, acco), Quadro Nuevo, Café del Mundo, Paulo Morello(g), Max Klaas(perc),David Gazarov(p), Sven Faller(b), Robert Kainar(ds)
Disc 1
1. Aphrodisia
2. Mocca Swing
3. Laqueur
4. Sunshine In A Honeypot
5. Pixinguinha
6. Atahualpa
7. Retrospective On A Broken Man
8. Polka Dots And Moonbeams
Disc 2
1. Everything That Was
2. Mocca Swing
3. Flying Carpet
4. Robert ́s Waltz
5. Die Abenteurer
6. Poet In Italia
7. Goethe Sulla Strada
8. Serenade For Young Lovers
9. Taquito Militar
10. Misty