

リー・チャイルドのジャック・リーチャー・シリーズも22作目だそうで、今回は小林宏明しより青木創しに訳が変わっている。
いつから付き合っているか見てみたらなんと200年に刊行された1作目の「キリング・フロアー」からだった。
22作中日本に翻訳されているのは10作ですべてを読んでいることになる。最初の2作ぐらいがとても強烈だったので、出るたびに読んでいるけれど、リーチャーの強烈度はここのとろ落ちている感じ。
2012年の「最重要容疑者」が良かったかな。
今回も悪者が迫力なくて、リーチャーが危なくなることがほとんどないけど、そこのところはリーチャーの感がさえているところを読ませるのかもしれない。
今回は戦場で大きな傷を負った戦士が太い線だったとこらが重要なのだろう。
抜きが気じゃないけど結構気に入った一節。
ずっといい落としどころを思って物を言ってきたところがるけれいど、これもいいかな。
「最善を望め」リーチャーはいった。