ロベルト・オゾラーのギターとのデュオ作品を聞いて気に入ったけれど、こちらはアコーディオンとギターのデュオ。ちょっと見送っていたけれど試聴したらとても良いので購入。こちらのギターはアコのクラシカルな響きで、まるで違うけれどまたその良さが響いて凄い。
こちらの二人もまるでラなかったけれどアコーディオニスト、ジャン・ルイ・マルティニエと、フランスのギタリスト、ケヴィン・セディッキという人。エレキ・ギターのデュオのあと、こちらのアコーステックのギターのデュオを聞くと、これがまたしっとりとした味で一層よく聞こえる。
曲はクラシックが基調の感じのギターにアコーディオンは特に地域色が強くないモダンなフレージング。
それがいかにも現代のフランスのちょっと陰影ある街を切り取っているようで、この時期、ある意味ちょっと時間をさかのぼっているようでうれしい。
こちらもお年は同じような感じで、若いミュージシャンが素晴らしい音を作って、それがリリースされるのがうれしい。
ECMもここのところ多くの作品仕入れているけれど、つい知っている人に行ってしまう。このような知らないけれど落とさないでよかったというのが大切なような気がする。
Rivages Jean -Louis Matinier & Kevin Seddiki
1.Schumannsko
2.Apres la pluie
3.Les berceaux
4.Reverie
5.Miroirs
6.Greensleeves
7.Feux follets
8.La chanson d'Helene
9.In C
10.Derivando
11.Sous l'horizon