JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

戻ってくれました。Songs not words / LUIGI MARTINALE Quartet

2021-08-20 15:29:01 | 聞いてますCDいいと思う


ルイージ・マルティナーレとは「caruso」以来の付き合いで、アルバムは必ず手に入れるようにしてきた。これまで手に入れた10作品をすべて記事にしている。



最近豊田さんのところから出ないので見落としが出てきて、ちょっと古いアルバムを買いわすれていた。メンバーは2作前と同じカルテットのメンバーに弦楽カルテットとフルート、クラリネット、フレンチホーン案¥アンサンブルを加えた、今までになかった試みになっていた。
実は2019年の前作「MERCJ」というフレンチ・トリオのアルバムがやりたいことが良くわからないで、どうしちゃったんだと思っていた。
その前の作品ではテナーも入れた演奏で良く歌っていたから心配していたけれどこんかいもとに戻っているようで安心した。
8曲がルイージのオリジナルで8曲目の”Abide With Me”が讃美歌、編成を見てもにサウンド作りに力を入れたのかとも思う。実際ジャけ表にfeat.Stefano Cocco Cantinitoとあるように、テナーを大きくフューチャーしたアルバムになっている。「IL VALZER DI SIFIA」で良く歌うコルトレーン・ライクなテナーと思ったし、今回もそうだから問題はない。ただその分ルイージはひかえめなのはちょっと残念ではある。
良く聞けば弾いてくれているのがわかるし、のびのびと歌ってくれるのは前に戻ってほっとした。
マイ・フェバリット・らいくな3曲目”Arietis Aetas ”や5曲目の” Ammore ”のソロでは久しぶりに感じて上しくなった。

Songs not words / LUIGI MARTINALE Quartet

Luigi Martinale - piano
Cocco Cantini - tenor and soprano sax
Yuri Goloubev - doublebass
Zaza Desiderio - drums

Gaia Sereno - violin
Luca Madeddu - violin
Andrei Imbrea - viola
Tommaso Cavallo -cello
Lorenzo Mameli -flute
Sara Barroero - clarinet
Mattia Botto - french horn

1 Christmas Eve
2 Passi Leggeri
3 Arietis Aetas
4 Sundial Time
5 Ammore
6 Il Valzer Di Sofia
7 Passaggio Ad E.S.T
8 Abide With Me/Abide With Us
9 St. Joseph Blues
※Compositions By Luigi Martinale, Except Abide With Me By W.H. Monk
Arrangements By Luigi Martinale, With Bruno Mosso
Recorded at Riverside Studio, Torino, Italy, by Alessandro Taricco, March 2021 and
at Studi METS, Conservatorio “G.F. Ghedini”, Cuneo, by Michele Pautard, Diego Pelissero and Francesco Cota, April 2021
コメント (2)
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