JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

Verveのロマーノ PLOSODIE / ALDO ROMANO

2024-10-14 13:40:53 | 聞いてますCDいいと思う


2枚買ったアルド・ロマーノのアルバムのもう一つ、1995年2月8、9、10日に録音。「Palatino」の一つ前でベースのベニータ、ペットのフレス、ドラムのロマーノは一緒.
こんどのあアルバムはVerveからのリリースでその点、売れとジャズを意識している。
1曲目はフレスとバテースタの2管の哀愁あるメロディで、一つ前と感じが同じ、これが買いの理由かもしれない。
2曲目、ちょっとエレのペットを意識しての曲。
3曲目はロマーノが語りを入れた曲で、語りは少ないのでまあいいか。
4曲目、ミッシェル・ピルクのピアノ。ソロから展開するけれど、これはピルクがいい、たぶんこのソロがいいので、次のバティッタとフロスのソロも良くなる。
5曲目目はオーリオという人のハモニカがかなり哀愁のある旋律でこの人知らなかったな、調べてみよう。トゥーツ・シールマンスの唯一の後継者と言われているらしい。一枚ぐらいアルバム探してもいいかもね。
7曲目、Jean-Michel Pilcはこのころ、最近とは違った雰囲気でピアノを弾いているのも面白い。
9曲目、ロマーノのドラム・ソロから始まってフレスのソロ、かなり気持ちの良い展開のジャズになっていると思う。
10曲目ロマーノが詩を朗読するけれど、この人、歌をうたったりとかはあまり感心しない。
このアルバムのタイトル「prosodie」、プ”ロソディー”は「声楽で,歌詞の音節の強弱,長短などを音楽上のそれと一致させる技法」ということらしいが、特にそれとは関係していないようで、もう一つの「韻律」という方かもしれないけれど、意味はよく解らない。
これら全曲ロマーノの曲を演奏したもので、カンツォーネ集とは違う方向、でもメンバーがかぶっていて、イタリアをやればこうなる、ジャズ色を強くするとこうなる、という感じで、集まったメンバーの雰囲気が同じようで面白い。

   

PLOSODIE / ALDO ROMANO

Oliver Ker Ourio harmonica
Paolo Dewau trumpet,dlufwlkone
Stefano Di Batista alto and soprano saxophone
Franco D'Andrea piano
Jean-Michel Pilc Fender Rhodes and piano
Michel Benita bass
Furio Di Castri bass
Aldo Romano drums

1 Silenzio 6:24
2 Kadie B. 5:04
3 Dida (Poem) 2:17
4 Folk Off 4:31
5 Oracion 4:02
6 La Samba Des Prophètes 5:08
7 A Richman Is A Poor Man With Money 4:33
8 On John's Guitar 6:23
9 Nat Eyes 6:05
10 Il Silenzio (Poem) 1:16
11 Abstraction Lyrique 8:15
コメント
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