
”アフロ・ブルー”の演奏にしびれて、デレック・トラックスをもう少し聞いてみようとおもったけれど、どれがいいだろう。こちらは素人だから知らなかったけれど、これほどの人だから人気あるだろうし、そんなじゃレンタル屋さんにはたくさんあるだろうと行ってみた。
バラカンさんの本にあるのをいくつか調べていったけれど、エエ~イ決められないと7枚借りてきた。(10枚にすると安くなるので3枚は別のもの、200円/1枚)
デヴュー・アルバムから順に4枚目のアルバムがなくてスタジオ録音を7枚かありてみた。
まずはデヴュー・アルバム「THE DEREK TRUCKS BAND」なんと2曲目は”Mr.PC”、この人コルトレーンが凄く好きなんだろうね。
笑ってしまうのは3曲目”555 Lake”ではトランペットがまるでエレ・マイルス。この後にも”フットプリント””ナイーマ””ソーホワット”なんか演奏していてこちらも楽しい。ベースもドラムス、フルートと十分ジャズができている。
次のアルバムはどちらかというとブルースの感じが主体となる演奏。でもブルース・ギターが聞きたいというのがそもそものはじまりだからこれはこれでいい。
買ったアルバムがこの次でその次がなかった。次が5作目。ヴォーカル比率がだいぶ上がってロック・グループ色が強くなった。いくつか好きというのがある感じになった。
この後、メンバーが移動して、ゲストヴォーカルを多くしたりするアルバムで、オクサンがメイン。ヴォーカルを務めて、そっちが主みたいになっている。
それはそれでバンドの考え方で悪いわけじゃない。ギターはきちんと聞かせて凄いことには変わりがない。
ただ私の好みは最初のころの演奏で、デヴューから4作ぐらいが絶好というところです。
凄いですねぇ。はまってらっしゃいます(笑)。Derek Trucksのブルーズ・ギターって感じでしたら,是非Frogwingsの"Croakin at Toad's"というアルバムをお聞きになってみて下さい。歌も何曲か入っていますし,ジャズ色は薄いですが,Jimmy Herringとのギター・バトルが聞けます。この頃,まだティーン・エイジャーだった(はず)とは信じられないプレイぶりです。
ご参考までです。
貴殿がここまでグ存じならば安心ですね。きっと推薦も私にあっていると思いますので、さっそくポチリました。