JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

この人も MINSARHA / Florian Weber

2013-02-15 22:34:12 | 聞いてますCDおすすめ

一寸気になるピアニストのFlorian Weber参加のデュオ・アルバムはもう一人のトランペットがメインであまり目立たなかったので、ピアノ・トリオのアルバムを聴いて確かめようと思う。
2006年3月録音のアルバムはベースがこのピアニストを知ることとなったアルバム「Secret World」のJeff Densonだった。

1曲目、思索的なピアノに同調するベースとドラムス、三者が一体となった演奏で始まります。
2曲目すぐにベースソロとなるとこれが良い、そこに入ってくるピアノのフレーズはすじが通っていて、手先のピアノでないことを感じさせる。だけどプツンと終わるのは題名“CLOSE TO THE END”のせいか。
4曲目、フリーなスタイルをとっているけれど、しっかり計算さらたような整いのある演奏。
5曲目、リリカルな美しい演奏はビヨークの曲。
6曲目、リズムがしっかりと刻まれた上にピアノのフレーズがめちゃカッコイイE.S.P、いままできいたE.S.Pのうちで最上、でもプッツリ切るのはこの人の特徴か。
7曲目、情念のこもった曲はベースのJEFF DENSONがしっかりからんでこのベーシストも注目ですね。
8曲目も良い曲、このピアニストテクもしっかりした上に情念とかリリシズムとかの表現も秀逸。
9曲目でも幅の広いピアノ表現は、この人きっと仕事が増えるだろうって、だからこの前のデュオ・アルバムだったのですね。
10曲目、太い音のベース・ソロがかっこいい。

どうもエンヤの顔になりつつあるらしいけれど、Enjaらしい良いアルバムです。

MINSARHA / Florian Weber

FLORIAN WEBER(p)
JEFF DENSON(b)
ZIV RAVITTZ(ds)


01. THROUGH THE MIST
02. CLOSE TO THE END
03. LIKE WATER
04. SHIFT
05. NEW WORLD
06. E.S.P.
07. NUAGE
08. HOJAS MARCHITAS
09. CHILD'S PLAY
10. IF I ONLY HAD AN ANSWER
11. LUNATIC
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高僧のおもむき WITHOUT A NET / WAYNE SHORTER

2013-02-14 22:46:18 | 聞いてますCDおすすめ


ウエイン・ショーターのリーダー・アルバムがブルーノートよりリリースされた。ブルーノートからは43年ぶりだそうで、その43年前のアルバム「Odysey of Iska」を当時LPで買っていてついこの間、ひっぱりだしたばかりです。
その後はウエザー・リポートが大好きだったから親しんでいたけれど、ある時期からショーターなんだか呪文をとなえるようで、あまり親しみを感じなくなりました。
43年ぶりのブルーノート、今年の注目盤であることも間違いないし、これは聴かないわけにはいかない。

1曲目、強烈なスタート、硬質なピアノに、ベースも強い、輪をかけてドラムスが激しい、ここ10年同メンバーのカルテットがいかにプレーを作り上げるか十二分に完成度を上げた演奏です。
2曲目ミステリアスなバックのアンサンブルのなかゆったりとしたテナーの響き。
3曲目、このグループ、メンバーのテンションが尋常ではない、ショーターが吹きたいように吹くと、横で何をするのか、どう加わるか凄い真剣勝負になっています。
マイルスのあのクインテット、トニー・ウイリアムスやハンコック、ショーター自身がやっていたのと同じことが起こっているのです。マイルスを経験しているショーターならではのリーダー法みたいです。
5曲目、すごいテンションのフレーズなのに、これがとても聞きやすい。前は呪文とかお経みたいに感じていたショーターのフレーズは、吹きたいように吹いてそれがそのまま素直に伝わってきます。
吹きたいように吹いているフレーズが、それが高僧の解りやすい説法のように説得してくるのです。だからメンバーが真剣に動くのでしょうね。
6曲目は管のアンサンブルが加わって、編曲部分とインプロ部分がダイナミックに交差した賛歌、ウィエザー・リポートのハーモニーなんか使ったウエザー参加、でもブルーノートだから題名はペガサスで空を駆けるって感じです。

ブルーノート、このアルバムをどのようにして作ったのか、どれほどのテープから落としたのかわかりませんが、ブルーノートとして凄い力作になりました。




WITHOUT A NET / WAYNE SHORTER

Wayne Shorter (ts,ss)
Danilo Perez (p)
John Pattitucci (b)
Brian Blade (ds)

The Imani Winds (#6)

1. Orbits
2. Starry Night
3. S. S. Golden Mean
4. Plaza Real
5. Myrrh
6. Pegasus
7. Flying Down to Rio
8. Zero Gravity to the 10th Power
9. (The Notes) Unidentified Flying Objects


コメント (6)
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我儘ですまんが 1705 / KALTENCKER Zsolt

2013-02-13 22:46:47 | 聞いてますCDいいと思う


アルバムを手に入れて記事にするまで時間がかかるものがあって、一つはまだ早いという気持ちで満ちるのを待つアルバムと、どうもはっきりと書けないアルバムとこれは記事にしないなと思うアルバムがある。

昨日のクリス・ポッターのアルバムなどはじっくりと満ちる時間が欲しかった、ってあまりたいしたことは書いていないけど。
もっと前に手元にきていて記事にしていなかったアルバムは、大好きなソルト・カルテネッカーの新しいアルバム「1705」、聞いた途端にピピンとこない、大好きだから期待が大きすぎることがあるけれど、それだと思う。
ただし、聞けばいいところあるけれどどこがピピンと来ないかはっきりさせなければ記事にはならない。

1曲目まずゆったりとした始まりはちょっと戸惑います。この1曲目で調子をくるわしたのか、このアルバムアコ・ピアノ・トリオとしては前作「Winter's Tale」から6年ぶりのアルバムではないでしょうか。そしてこの前作でもすこし戸惑ったのを覚えています。
こっちがかってにソルトのイメージつくっているのかもしれません。わがままですまん。

2曲目スラブ風メロディからソルトらしい速弾きフレーズ、やっぱいソルトです。
3曲目もソルトらしいフレージング、粒だって、硬質で転がるようなのがすきなのです。
ですからそんなところを注意して聞き取るのですが、4曲目なんともテーマがシンプル。
5曲目も繰り返されるリフレインが長くって、その間にドラムスがソロをとっているのですが、どうも気になる。このシンプルなリフが多いことがいまいちキチッとはまらない理由のような気がする。
それだから7曲目、長いアドリブ・フレーズを速弾きすれば、これぞソルトの魅了とやっぱいソルトは良いと思うのでした。
8曲目のフレージングも好き、我儘ですまん。

1705 / KALTENCKER Zsolt

Zsolt Kaltenecker (p)
Bela Piri (b)
Andras Des (ds,per)

1.Down the Hill
2.Arzua
3.Eukalyptus Trees
4.Witches Everywhere
5.Indefinable
6.Sunshine Song
7.Prime Numbers
8.Space
9.Angels
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満ちてくるオデュッセイア The Sirens / Chris Potter

2013-02-12 21:49:17 | 聞いてますCDおすすめ


だいぶ前に届いていたけれど、なかなか記事にできないできたけれど、そろそろいいかなと煮詰まってきた。
一寸ダークな感じから始まって、ああ去年きいたクリス・ポッターだと思い出す素晴らしい1曲目、ポッターの後のCraig Tabornのピアノソロもいい、若い良いピアニストが最近目についている。
2曲目後半のテナーソロも豪快に吹いて、ECMのアルバムではないような感じ、昔のインパルス見みたい。
3曲目はやっぱりECMだとおもう曲、リズムのGrenadierとHarlandが作っているリズムを聴いているのも面白い。
4曲目はバスクラで悲哀のこもったメロディからテナーへ、この人どのリードをふいてもそれぞれ個性が出来て素晴らしい。
5曲目はソプラノで、このアルバムはホメロスの叙事詩「オデュッセイア」にインスパイアされて作られたそうだけれど、そこらへんの重たさを受け止めるのに若干の時間が必要だったというのが記事にするのに間が空いた理由です。そしてその間にこのアルバムのよさがましてきたのです。落ち着いてこの曲もいい。
7曲目、ソプラノは美しく空中を漂うようで神秘的な姫が浮かびます。
そして再びテナーでガシィと吹いてくれてうれしい8曲目。
最後はピアノとセレスタの叙事詩の終焉の余韻を伝えるデュオ。

時間をかけて海が満ちてくるように叙事詩の雰囲気にに包まれたアルバムでした。


The Sirens / Chris Potter

Chris Potter (ss, ts, bcl on The Sirens),
Craig Taborn (p),
David Virelles (prepared p, celeste, harmonium),
Larry Grenadier (b)
Eric Harland (ds)
Recorded September 13-15, 2011 at Avatar Studios, New York


1. Wine Dark Sea 
2. Wayfinder 
3. Dawn (With Her Rosy Fingers) 
4. The Sirens 
5. Penelope 
6. Kalypso 
7. Nausikaa 
8. Stranger At The Gate 
9. The Shades

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鎮静の極み もっと live at the concertgebouw / Eric Vloeimans & Florian Weber

2013-02-10 16:13:33 | 聞いてますCDおすすめ


気になるピアニストMatthew Bourneを聴いて驚いたり、グニャグニャになったりしたけれど、普通に戻りました。
もう一人気になるピアニストがいたのでそちらも追っかけてみました。
リー・コニッツなどのグループで弾いているオランダのピアニスト Florian Weberです。
輸入で3枚届いた一枚目、これはトランペットとのデュオだそうです。

まずジャケをあけて大喜び、プロデューサーが「信頼の人」Hrin Van de Geynじゃありませんか。これだけで聴く前から安心です。

2011年4月、オランダのホール、コンセルヘボウでのライブ録音です。

1曲目、出だしアルトフルートかと思ってしまうほどマウスピースを感じさせないペットの音には驚きました。
2曲目は静かな北欧風のメロディ、ピアノが美しくバックを付けます。
4曲目、東欧の内陸部深い村で、娘が一人歌う歌を樹蔭で密かに聞いてしまったような、とても個人的な美しさを見ているようです。
5曲目、ピアノで始まるこれもまるで伝えられた古い歌のようにひそやかに、歌います。曲は9曲目以外はすべてトランペットのエリック・ヴロイマンスの曲です。
6曲目、変わらずゆったりしたテーマをタンキングを感じさせないなめらかなペット演奏、この人クラシックもふくようです。そして会場がコンセルヘボウ、ライブとありますが、ペットとピアノの音以外一切入らないので聴衆はいないのかもしれません。
ただただ会場の響きがあるだけ、写真をちょっとお借りしました。





9曲目はトラディション、曲調は同じ感じですが、ピアノのソロも入ってメロディアスで美しい、ピアニストフローリアン・ウエーバー目的で購入しましたが、ペット8割のピアノ2割の感じ、ペットのためのアルバムに良いピアニストを連れてきたというアルバムでしょうか。
10曲目はリプレイでピアノ・ソロ、楚々とした美しさに満ちた演奏、リプレイ2曲はとってみたら捨てがたいピアノ演奏ということで残ったような気がします。
12曲目は“レクイエム”という題で、この曲はちょっと違って現代的なてーまで激しいフレーズがはいるただ一つの曲でした。

ということでピアノのフローリアン・ウエーバーを目的で買いましたが、このペットアメリカでは絶対ない伝統あるヨーロッパならではの落ち着いた演奏でした。

ということで昨日に引き続いてもっと落ち着いてしまったmonakaでしたから、本当はここらへんで、クリポタとかショーターを記事にするといいのでしょうか、こっちの方はなかなか難しい。





live at the concertgebouw Eric Vloeimans & Florian Weber

Eric Vloeimans trampet
Florian Weber piano

01. Solo Di Tromba nr. 5
02. Mine Own King Am I
03. Lex
04. Kindred Spirits
05. Your Majesty
06. M.J. (for the king of pop)
07. Realm Of Ease
08. Soli Di Tromba nr. 6
09. Rosinha, Vem-Te Comigo
10. Mine Own King Am I (Reprise)
11. Joel
12. Requiem
13. Mix-Lex (Reprise)

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鎮静の極み Songways/Stefano Battaglia

2013-02-09 22:47:06 | 聞いてますCDおすすめ


エレキの刺激に脳の中をグニャグニャにされたので、対極にあるようなアルバムを聴きたくなった。ECMがぴったり板についたようなアルバムです。
ステファーノ・バターリアは追っかけてきたピアニストではありませんがECMから出した前作「The River Of Anydar」がとてもよかったので今回も引き続いて購入です。

1曲目、湖底に沈んだ村を見ているようなウエットな感じ、ステファーノ・バターリアらしい始まりでうれしい。潜在した記憶を呼び起こしてくれるようです。
2曲目は哀愁あるメロディでイタリア人らしい曲、ユニゾンのベースの音が美しい。
3曲目、ヨーロッパ・ピアノの共通項、ロマの記憶みたいなものが見えます。
4曲目、私たちは常に動いていなければいけないという強迫観念を破る静かな始まり、やがてうごめきだす感情のあらわれ、ECMらしい落ち着いたつくりです。
8曲目、自分に問いかけ、他者に問いかけ、神に問いかけて、それも激しいといかけではなく、言葉一つ一つをえらんでいるようで、とても言葉使いがきれいです。

グニャグニャになっていた脳が、何とか正常にもどって、深夜の惨殺も私には関係ない世界のように思えるようになったので静かな週末を迎えられました。




Songways/Stefano Battaglia

Stefano Battaglia(P)
Salvatore Maiore(B),
Roberto Dani(Ds)
Recorded April 2012.

1. Euphonia Elegy
2. Ismaro
3. Vondervotteimittis
4. Armonia
5. Mildendo Wide Song
6. Monte Analogo
7. Abdias
8. Songways
9. Perla
10. Babel Hymn
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脳内電子マッサージ the electric dr m / boune sharkey vosloo black hobbs

2013-02-08 21:08:09 | 聞いてますCDおすすめ


マシュー・ボーンのピアノ・トリオのアルバムはきっちりとアバンギャルドを決めていたけれど、今度のアルバムはどうやらでデヴュー作のようで、2003年10月録音、今度はメンバーがまるで違う。

「the electric dr m」とついてパート1から8と最後の1曲からなるアルバム、タイトルみてもわかるようにマシューはエレキ中心で弾いています。

で結論から書いてしまうと、驚いたといえばソロのアルバム以上、脳内にパルスが行きかってグニャグニャになってしまったようで、この人の構成力はすごいと思う。

1曲目ガムランのリズムみたいな感じで始まって低く刻むのはダブルベース、うごめくベースにフェンダーとひしゃげたギターが加わってきて、これは変わった世界、これもアヴァンギャルドとして聞くべきなのかと初めは感じます。
2曲目次第にロック・リズムになって、その上にサンプリングとムーグとエレキ・ギターの音の洪水。
4曲目ダブルベースの安定したリズムと2ドラムスが基礎になって、そこに複雑なディストネートした音、ここらへんから脳のほうが朦朧としてきます。そして最後のラウンド・ミッドナイトでも聞いた絶叫、この人変わってる。(変わっているってこの人顔を半分隠すのが好きみたい。)



5曲目2ドラムスの小刻みなリズムにエレキ音、そこにドド・ドドと低いベース、一瞬ビッチェス・ブリューを思い出しました。
7曲目、リズムがスピードを加速しながら、そこに疾風のようなシンセ、カッコイイ。
8曲目フェンダーの低いリズムから再び高速リズム、8曲目までまったく手をゆるめない。
8曲終わると、はどの曲目数がどんどん増えていく。音はしないけれどこれは隠し、33曲目の表示でメロディカのアナログな音でアコーデオンの曲のよう、といっても音は重なって怪獣が息しているようになるんだけどね。




まるで褒めているようにかけないけれど、リズムと電子音の洪水をつかってしっかりと構成されているだから凄い。アヴァンギャルド・プログレッシブ・ロックてのがあるかどうかしらないけれど、それほど個性的だと思いました。

ただし電子音が嫌いな人には向きません。


the electric dr m / boune sharkey vosloo black hobbs

•Matthew Bourne (Fender Rhodes,Moog &Korg Analoge,Synthsizers,Bss Melodica,vocal)
•Chris Sharkey (guitar)
•Riaan Vosloo (bass,Sampler)
•Dave Black (drums)
•Sam Hobbs (drums)

the electric dr m
•I Ooji-Dooji
•II Peebs
•III Sally
•IV Juanita
•V Pinki
•VI Pterodactyl
•VII The Kabin
•VIII Rupert
•IX Paper Wraps Stone (dedicated to Steve Shepherd)

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なくしていない LOST SUMETHING / Bourne Davis Kane

2013-02-07 21:40:57 | 聞いてますCDいいと思う


「MONTAUK VARIATIONS」というマシュー・ボーンという英国のピアニストのソロ・アルバム(チェロも弾いている)をジャケ買いしたら、かなり凄い演奏なので驚いた。
探してみたらアルバムが2枚見つかって2011年のあたらしいのと比べてみたくて手に入れた。このピアノ・トリオの演奏は2004年3月の録音で、まマシューは1977年10月生まれだから、26才のときのアルバム、3名が並んで名をつらねているので、仲間が集まって作ったという感じが強い。
面白いのはマシューの曲は1曲もなく、ドラムスとベースが2曲づつ、あとはとっても癖のある人たちの作品が並んでいる。

1曲目、オーネット・コールマンのピアノ版かと始まりましたが、A・ピーコックのこんな感じになるかなというアヴァンギャルド。
2曲目はダーク色をましたドラムスの人の曲。
3曲目、速弾きのピアノは近作のソロ・アルバムと同じように乱れない、ピアノの感じは基本的に同じ、ただこちらはアンビエント色はなし、カーラ・ブレイの曲だからP・ブレイ系というのが一番近いかもしれない。
4曲目、ドラムスがしっかりとリズムをきざむ上でピアノが飛び跳ねる。
5曲目は、モンクの“Round Midnight”どうなるかと思いきや、金属的なアルコの音にのってたゆとう様なミッドナイトのテーマ、時が進むと次第に怪しいヴォイスなどが入りだし、惨殺事件が起こってしまうというドラマ仕立て、こりゃ驚いた、モンクもひっくり返っただろうな。
6曲目がベースの人の“Paul”という曲名、やっぱりポール・ブレイ派なんだろうな、すくなくてもマッカートニーじゃない。
7曲目ジョン・サーマンの曲、ここでは怒涛の音数。

2011年のソロ・アルバムの世界にたどり着くベースのようなアルバム、ピアノ・テクの出所ははっきりしてきたし、ソロ・アルバムにむけてこのベースは何もなくしていない。
もう少し前の作品も手に入れたけれど、そちらはどうでしょう。

LOST SUMETHING / Bourne Davis Kane

Matthew Bourne (p,sampler)
Steven Davis (ds,per)
Dave Kane (b)

1. Kid Dynamite
2. Melt
3. Donkey
4. De Selby’s Earth
5. Round Midnight
6. Paul
7. In Between
8. Lost Something
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テスト

2013-02-06 09:00:40 | その他
昨日の記事文字部分が表示されません。
やり直しても、新しくコピーしても同じです。
本日は大丈夫かテストです。

上手くいったので昨日の文章です。

東京JAZZの中古だなにあってバイオリンのアルバムだから拾ってみた。
聴き始めたけれど、完全にクラシック、副題はアメリカとヨーロッパの弦楽4重奏ってあるけれど、どうしてJAZZ館にあるのか不思議なアルバム。
イギリスをベースにした弦楽4重奏団で現代クラシックを多く演奏しているグループみたいです。

9人の現代音楽家の作品のようですが、ほとんどかかわったことのない音楽、苦痛ではありませんが、よくわかりません。
JAZZのところにあったのも、このグループがDjango Batesと共演したからなのか、ライブでエレキを使用するからなのかもしれません。
そんなんで内容はその道の人に任せえるとしてこんなことを思い浮かべます。

それは余地、だいぶ年はとってきたけれど、余命を考えるのはまだちょっと早い、余地です。残された部分です、あまっている土地がどれくらいあるのでしょうか。JAZZを山ほど聞いているから、このような現代クラシックにはほとんど接しない。とこれを楽しんで残す場所はないかもしれない。
いやJAZZだって残り部分は少ないかもしれないなどと悲観的なことが思い浮かんでしまう。

どうやら文がすんなり出ないというか、発想がにぶっているというか、そんなことのせいみたいです。

「良薬」もあまり効かなかった感じです。



Good Medicine / THE smith QUARTET

イアン・ハンフリーズ、チャールズ・ムター(ヴァイオリン)
ニック・ペンドルバリー(ヴィオラ)
フィリップ・シェパード(チェロ)

1999年10月 ロンドン,ヘンリー・ウッド・ホール



1. Good Medicine (from Salome Dances for Peace)
2. Great Crossing, Great Divide
3. String Quartet (1945)
4. String Quartet (1945)
5. String Quartet (1945)
6. In Re Don Giovanni
7. Last Light
8. Fünf Sätze, op. 5: I. Heftig bewegt
9. Fünf Sätze, op. 5: II. Sehr langsam
10. Fünf Sätze, op. 5: III. Sehr bewegt
11. Fünf Sätze, op. 5: IV. Sehr langsam
12. Fünf Sätze, op. 5: V. In zarter Bewegung
13. Paul Robeson Told Me - For String Quartet and Digital Tape: I.
14. Paul Robeson Told Me - For String Quartet and Digital Tape: II.
15. Summa
16. Servant
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余地 Good Medicine / THEsmith QUARTET

2013-02-05 21:06:04 | 聞いたけどCDどちらでも
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