ギコギコギコというアルバムを中古屋さんでかったけれど複数枚数だと値引きになるので、もう一枚と選んだアルバムがこれ。有名テレビ会社のマークがついていてジャケもべたなので買わずにいたのだけれど、ブエノスアイレスだし450円だからまいっか、でこちあの方がよかった。
ワルテル・リオスというバンドネオン奏者の率いるバンドの演奏です。
1曲目有名曲“El Choclo”は線のはっきりしたバンドネオン、バックのドラムスの人はロックも叩いているようなところもあり、現代タンゴしていて良い。
バンドネオン4人にバイオリンとチェロ、キーボード2人にピアノとギター、ベースにドラムス、シンガーと13人の楽団、弦音が多く聞こえるのはキーボードのおとか、いずれにしてもアレンジがフレッシュで結構楽しめます。
ロデュースをみると某テレビ会社のアメリカ支社の日本人の人たちで、日本人に向いているように出来ているのでしょう。
6曲目、哀愁ある“思い出”という曲はまるで歌謡曲みたいなアレンジで面白い。
11曲目の“リベル・タンゴ”なんかはもっと遊んでも良かったと思う。
16曲目“ラクンパルシータ”はドラムス効かせたアレンジに派手目のオブリガードを付けたりと、一寸やりすぎ感も楽しい。
ジャケがジャケだし、中の写真もこうだから
日本人はブエノス・アイレスに行きたくなってしまうのです。
Tango BUENOS AIRES / ORCHESTRA WALTER RIOS
1 El Choclo
2 Autumn Concert
3 Sentimiento Gaucho
4 El Amanecer
5 El Huracán
6 Recuerdo
7 Don Juán
8 Nueve de Julio
9 Tanguera
10 Ashita
11 Libertango
12 Celos
13 A Media Luz
14 Caminito
15 Milongueando en el 40
16 La Cumparsita