JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

良き友の会話 Chris Thile & Brad Mehldau

2017-03-18 18:07:55 | 聞いてますCDいいと思う


守備外という楽器がいくつかあって、マンドリンがその一つ。ブラッド・メルドーとのデュオだからかなり迷ったけれどスルーしていた。
そのことを読み切って、春が近い北の方から誕生日ってことで(忘れていてゴメンというコメントが付いて)このアルバムが届いた。
結構ネットでアルバムを買うようになった呆け頭は封を切った時にはアレッこれ注文してたっけ???と思ったけれど、お手紙が付いていて納得したのでした。ありがたいことです。

1曲目、ピアノがマンドリンのスタイルに合わせる感じで、ソフトなヴォーカルのカントリー調は嫌いじゃない感じ。
4曲目"I Cover The Waterfront”がゆったりとしてせつない。
5曲目インストでカントリーは良い。
2枚目の最初は、美しいピアノから入るインストでピアノとマンドリンのインプロはとても刺激的。やっぱりこういうのはメルドーらしい。
2枚目の方がしまった感じで、デュランの"Don't Think Twice It's Alright”がインストではじまって、ヴォーカルに変わるととても懐かしい。この歌大好きだった。

CD1枚が30分前後、なぜディスク2枚に分けたのだろうとかんがえたら、これって1枚がLP分って感じで聴き終わるようにしているのでしょうね。

と言うことでとっても楽しませていただきました。
演奏に緊張感があるのに、それがリラックスしていて、「昨日、犬を散歩させていり時にね・・・・」みたいな会話をしているよう。
良いミュージシャンは良き友が多いのだろうと思う。


Chris Thile & Brad Mehldau

Chris Thile (mandolin, vo)
Brad Mehldau (p, vo)

DISC 1
1. The Old Shade Tree
2. Tallahassee Junction
3. Scarlet Town
4. I Cover The Waterfront
5. Independence Day
6. Noise Machine

DISC 2
1. The Watcher
2. Daughter Of Eve
3. Marcie
4. Don't Think Twice It's Alright
5. Tabhair Dom Do Lamh

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超お買い得 Musica Barocca / Baroque Masterpieces

2017-03-16 19:43:37 | 聞いてますCDおすすめ


チェロを初めて、課題曲なんかを演っていると、バッハとかヘンデルとかに結構お世話になる。そんなんでここら辺の音楽を聴く機会がふえてきてショップでもそこら辺までのぞくようになってきた。まずはチェロをえらぶのだけれど、オルガンに行ったりもし出した。
並んだアルバムでなんと500円という値段が付いている。最強の選曲みたいなことも書いてあって、バッハ、テレマン、パーセルやヘンデル、パッヘルベルのカノンまで入っている。テレフォンケンの「ダス・アルテ・ヴェルク(Das Alte Werk)」レーベルの32ページ・カタログも付いていているのだからこれは絶対損はない。

イタリアの古楽アンサンブル「イル・ジャルディーノ・アルモニコ」が2001年にセッション録音した「ムジカ・バロッカ」と言うアルバムだそうで、ピッコロバロック・フルートをつかったり、明るい感じの勢いのあるバロックになっている。
楽団のことは知らなかったけれど、休みの午後に、久しぶりにクラムチャウダーなんかを造りながら聞いたら、これはまた何とも、お得と贅沢感が二つ揃ってイヤ、美味しさもついてきてこれは良かった。

Musica Barocca / Baroque Masterpieces

● J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068
● アルビノーニ:オーボエ協奏曲ニ短調 Op.9-2~アダージョ
● ヴィヴァルディ:ソプラニーノ・リコーダー協奏曲ハ長調 RV.443
● アルビノーニ:ヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲~アダージョ
● A.マルチェッロ:オーボエ協奏曲ニ短調
● テレマン:2つのフルート、弦楽と通奏低音のための協奏曲~グラーヴェ
● パッヘルベル:カノンとジーグ ニ長調
● 伝承曲:グリーンスリーヴズ
● パーセル:シャコンヌ ト短調
● ヘンデル:シバの女王の入場
● アルビノーニ:2つのヴァイオリンと通奏低音のためのアダージョ

イル・ジャルディーノ・アルモニコ
ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮、リコーダー)

Das Alte Werk
13 Jan 2017 / Classics

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異なる言語 LIVE IN GERMANY / GIOVANNI MIRABASSI

2017-03-14 20:09:43 | 聞いてますCDいいと思う


ジョバンニ・ミラバッシの才能は疑いようもないのだけれど、すべてのアルバムが好みにぴったりと言う事にはなっていない。いろいろなことをやって、そこは私は特に求めません何てのにも出会ってしまったので最近ではなんでも購入ということでもなくなった。しかし長いお付き合いになっているから和はだいぶあるし、上手いところは変わらない。
そういう感じヤン・ラングレンと同じエリアに入ってきた感じです。

今回のアルバムが悪いわけではないけれど、演奏に特に心を奪われたということもない。ライヴなのでリラックスした楽しい雰囲気というほうでしょうか。
エラ・フィッツジェラルド、メルセデス・ソーサ、そして、エディット・ピアフに捧げられたアルバムで、3人を描いたオリジナル3曲と3人にちなんだ曲が演奏されている。
1曲目がピアフの”パリの空の下”で最初からリラックスされてしまいます。3人の歌姫を題材にしていて、ある意味歌なしの歌アルバムという感じです。
メルセデス・ソーサと言う人はほとんどしりませんが、この3人は異なる言語で歌っていたわけで、ピアノもその言葉で弾かれているのが面白い。文化人類学なんてところにはいきませんが、メロディというよりかアクセントとか、スラーだとかその違いをあえて選んだのだろう思う。
それぞれ違う言語の歌姫へのリスペクトなのでしょうね。

ソーサ関連の哀愁曲が良いけれど、愛の賛歌もこれはこれで楽しい。



LIVE IN GERMANY / GIOVANNI MIRABASSI

1. Sous Le Ciel De Paris (J. Dréjac – H. Giraud)
2. Canción Con Todos (A. Tejada Gomez – J. C. Isella)
3. The Man I Love (I. Gershwin – G. Gershwin)
4. Hymne À L’Amour (E. Piaf – M. Monnot)
5. Sólo Le Pido A Dios (L. Gieco)
6. Mercedes (G. Mirabassi)
7. My Old Flame (S. Coslow – A. Johnson)
8. J’ M’en Fous Pas Mal (M. Emer)
9. Ella (G. Mirabassi)
10. Duerme Mi Tripón (O. Galíndez)
11. Bewitched (L. Hart – R. Rodgers)
12. Edith (G. Mirabassi)
13. I’ve Grown Accustomed To Her Face (A. J. Lerner – F. Loewe)
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騎士団長殺し  村上春樹 著

2017-03-12 21:40:19 | 


村上春樹 著の「騎士団長殺し」を読み終わりました。
評論家じゃないから評論じゃなくて感想。
読み始め、これ賞取りに来たのかなという感じでしたが、結構その後軽い感じの春樹の位置づけではないでしょうか。
キャプチャーのタイトルが前作と同じでとても楽しい。
登場人物の免色渉さんや、秋川笙子さんがとても魅力的だったけれど、結構重要な役割の私のオクサンはもう少しこれも魅力的な存在なのだから、もっと書き込んでほしかった。

書評じゃなくて後でこれを見て思い出すのが目的だから一節を抜き書きするのがここ。春樹ファンは一節だって大切にするから抜き書きは違反だけどちょっとだけ。

まず笑ったのがこの一節。

「そればかりはあたしにはわからんのだよ。ある時点であたしは純粋なイデアとなった。その前にあたしが何であったのか、どこで何をしておったか、そういう線的あ記憶はまるであらない」

重要人物、騎士団長のことばだけれど、こんなのストレートに書いちゃうのっていうのが今回の解りやすくしているところでしょうか。

後はジャズネタ。

ジャガーとプリウスとでは、ドアの閉まる音がまったく違うことに私はあらためて感銘をうけた。音一つとっても世界には実に多くの差異がある。ダブルベースの同じ開放弦を一度だけぼんと鳴らしても、チャーリー・ミンガスの音とレイ・ブラウンの音が確実に違って聞こえるのと同じように。

そしてこんなように書いてくれると嬉しくなる親友との一場面。

雨田は紙袋からシーヴァス・リーガルの瓶を取り出し、封を切って蓋を開けた。私はグラスを二つ持ってきて、冷蔵庫から氷をだした。瓶からグラスにウィスキーを注ぐときに、とても気持ちの良い音がした。親しい人が心を開くときのような音だ。そして我々は二人でウィスキーを飲みながら食事の支度をした。
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HANA NO SEVEN

2017-03-10 21:22:06 | 
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何十年ぶりを続けて  DEFINITIVE HITS / Herb Alpert

2017-03-09 19:39:41 | 聞いてますCDいいと思う


何十年も私の音楽シーンに出てこなかった“ムーン・リヴァー”が突然一度に二つもあらわれて、何かが起きているのではなどと考えるのは「騎士団長殺し」を呼んでいる最中だからかもしれない。いつもそうなんだけれど、村上春樹を読んでいるとどうもそっちに行ってしまう。
昔を振り返ったり、懐かしくなるのは、そんな年になっているからしょうがない。

ムーン・リヴァーは1961年だから、まだ音楽的自我ができていないころだった。その後中学に入ったころから自我が出来てきてというのは亀和田 武 著「60年代ポップ少年」の記事でちょっとふれた。それが64年ぐらいからで、ハーブ・アルパートとティファナ・ブラスのころだった。そう書いたら無性に聞きたくなった。そんなんでヒット曲がたくさん詰まっていそうなのを買ってきた。
ティファナ・ブラスが出たときには、その軽やかなサウンドはまだ新しい分野のものだった。当時ブラバンに所属していたけれど、あの当時まだ真似するのはペレス・プラードで会った。ペット担当の友達が1966年の「What Now My Love」を買って聞いていたのをおもいだした。
ティファナ・ブラスを聴いていたのはその2年ぐらいで、(まるで聞かなくなったわけではない)性急にコルトレーンに移っていった。
わずかな間のアルパートで、だからこのアルバムも前半を知っているぐらいだけれど、いまだに活躍しているアルーパート(マイルス・ジャケのあれは買ってない)凄いと思う。


DEFINITIVE HITS / Herb Alpert

1. The Lonely Bull - Herb Alpert & The Tijuana Brass
2. Mexican Shuffle - Herb Alpert & The Tijuana Brass
3. Whipped Cream - Herb Alpert & The Tijuana Brass
4. Lollipops And Roses - Herb Alpert & The Tijuana Brass
5. A Taste Of Honey - Herb Alpert & The Tijuana Brass
6. Spanish Flea - Herb Alpert & The Tijuana Brass
7. Tijuana Taxi - Herb Alpert & The Tijuana Brass
8. Zorba The Greek - Herb Alpert & The Tijuana Brass
9. What Now My Love - Herb Alpert & The Tijuana Brass
10. So What's New? - Herb Alpert & The Tijuana Brass
11. The Work Song - Herb Alpert & The Tijuana Brass
12. This Guy's In Love With You - Herb Alpert & The Tijuana Brass
13. Casino Royale - Herb Alpert & The Tijuana Brass
14. Route 101 - Herb Alpert
15. Fandango - Herb Alpert
16. Rise - Herb Alpert
17. Rotation - Herb Alpert
18. Diamonds - Herb Alpert
19. Keep Your Eye On Me - Herb Alpert
20. Making Love In The Rain - Herb Alpert
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ムーン・リヴァー2題  BILL FRISELL 2CELLOS

2017-03-08 22:29:46 | 聞いてますCDいいと思う


アレッサンドロ・ガラティの新しいアルバムが欲しくってわざわざショップに出かけて、わざわざ行ったからといくつかアルバムをまとめて買ってきた。

この2枚がそれだけれどアレッということが、ちょっと不思議な感覚です。

1枚がビル・フリゼールの新作「WHEN TOU WISH UPON A STAR」でフリゼールがここのところテーマにしている50年代60年代のアメリカ音楽、子供のころに耳にしていた曲のカバー集です。"007は二度死ぬ”だったり"ボナンザ”だったり“星に願いを””いそしぎ”だったりそれも結構べたに演奏して驚かされる。
Guitar in the Space Age」をもっとべたにした感じ。
そのアルバムの13曲目が“ムーン・リヴァー”

1961年映画「テファニーで朝食を」の主題歌で、ジョニー・マーサ作詞、ヘンリー・マンシーニ作曲のアカデミー賞曲。まだ子供だったからその時分に親しんだわけじゃないけれど、ジャズを聞き出すすこしまえには、マントバーニ楽団とかマンシーニの楽団をきいていたからこの曲も良く効いた様に覚えている。この曲はアンディ・ウイリアムスでヒットして、そういえばTVでショーが放映されていてだから何度も聞いている。
その後ジャズを聴き始めたわけで、ジャズにいったらあんまりムーン・リヴァーには会わない。カウント・ベーシーやキング・カーティス、アール・クルーが演っていたみたいだけれどほとんどこの曲とあっていなかった。

それに出会うことは、特に不思議ということでもないのだけれど、不思議なのはもうひとつ。
同じに買った2CELLOSの「SCORE」2年ぶりの新作は映画音楽を集めたもの、6曲目が“ムーンリヴァー”ほかにも“ある愛の歌”だったり“ニュー・シネマ・パラダイス”だったりこちらも結構べたな選曲ではないかしら。フリゼールとも別に“ゴッド・ファーザー”でかぶっている。“シンドラーのリスト”なんかずいぶん前から演っているので新作としは驚いた。派手なピアノ・ガイズと別の道をめざしたのか意外とべた。

ということで何十年意識をしていなかった、潜在化したような”ムーン・リヴァー”が同じ日に買った2枚のアルバムに入っているとは。
ということで特に2枚が意図されているわけではまったくないけれど、アメリカ、どうなっているのだ。
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順調な仕上がり 日本で待つ Cold Sand / Alessandro Galati

2017-03-07 21:58:26 | 聞いてますCDおすすめ


アレスサンドロ・ガラティの新しいアルバムが澤野さんのところから出たのでもちろん買ってみた。雰囲気としては最近のviaventojazzの2枚とメンバーも一緒で安定している。日本で出たBLUE GLEAM3部作に通じるところもあり、神山さんが噛んでいないのは残念だけど、そこは立ち入れないからしょうがない。ガラティのサイトでアルバムが紹介されているので思い出も含めてまとめてみよう。



まずガラティとの出会いは先にかいた神山さんのところの3枚の日本版



最初のALL ALONEが2005年にでてその時初来日、日にちはわすれたけれど、寒風吹きすさぶ六本木の屋外で見た。2枚目のCubicqの時に2度目の来日は2007年4/20、こちらはモーションブルーで会うことができた。3枚目のImaginerieの時も来日してこちらは2010年9/24で同じモーション・ブルー、ガラティのサイトで最初の屋外以外はちゃんと日付がはいっています。

2005年から買い足していったら13枚アルバムを買っていた。2004年録音のALL ALONE以前のアルバムは2枚後から手に入れた。



その後は見つければ購入したアルバムがこれだけ。



そして今回と同じベースとドラムスで2枚、とても安定したトリオに発展してきて今度の演奏につながっているという気がします。



澤野さんのことだから、このトリオで呼んでくれるだろう。2014年のSealsには大手町のレストラン「Mable」でサインをもらった。この時はソロで30人ぐらい落ち着いたコンサート、何とガラティが私の席まできてくれてサインしてくれた。神山さんのはからいだったけれど、2005年の嵐の1日も忘れないぜって?話をした。だから今年は是非会いたい。情報入ったら教えてね。

で持っていないアルバムが随分あるのはしょうがないか、コンスタントに出ることを良しとしましょう。

古い順で



の8枚でした。ピアノ・ソロのが気になる、手に入らないものだろうか。g PLAYS G のGはガーシュイン、全曲試聴はできるからまぁいいか。
って試聴していたらとても良い。在庫が1枚あるそうで予約をいれました。



ちなみにもうすぐ出る、これは予約入れられました。



ってアルバム紹介じゃなくて思い出話になってしまったけれど、お友達たちがきちんと丁寧に紹介しているからそちらが正解です。
このところの3作の同一トリオで、インプロを十分展開できると思ったのが今回出ないでしょうか。
ということはこの先のガラティと再度との美しいインタープレーができるようになったということで、待ってます。




Cold Sand / Alessandro Galati

Alessandro Galati: piano
Gabriele Evangelista: bass
Stefano Tamborrino: drums
Recorded on 13,14 September 2016 at Artesawano, Cavalicco, Udine, Italy

01. Cold Sand
02. Mob Sick
03. Lucy's Eyes
04. Nina
05. Nothing Much to Say
06. Schosty
07. Here, There & Everywhere
08. Here
09. There
10. Everywhere
11. Nowhere
12. Uptown
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花 六つ

2017-03-05 22:16:55 | 
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朝に聴くタンゴ Tangos / ARMINDA CANTEROS

2017-03-04 20:40:25 | 聞いてますCDおすすめ


中古屋さんのタンゴの棚で見つけてピアノソロで知った曲が多いので買ってみました。
これが大正解アルミンダ・カンテロスという女性ピアニストの演奏です。
1曲目、とても端正な音で非常に落ち着いた始まりです。
1998年リリースで前年製作のだから、この時の年は87歳となってしまう。とても信じられないピアノのひびきなのでもっと以前の録音なんじゃないだろうかと思ってしまいます。
1911年生まれで2002年になくなっていますが、1956年には交通事故で背骨を損傷演奏不能の宣言を受けた後、何年ものリハビリが復帰しています。
2曲目以降もとにかく音がキリッと立っています。
朝の通勤にきいているのですが、朝に聴くタンゴ。別に朝である必要はないのですが、タンゴのアルバムの中には、朝には合わないというのが結構あります。このアルバムは逆に朝聴いてぴったりだなと思います。
余計な音は一切なく、オーバーな抑揚をつけづにいながら情熱的です。裃を来てキリッと背筋をのばして歩くような、それは堅苦しいのでなく熱い思いを秘めながら凛とした清しさです。

クラシックがベースになって、直ピアノへの復活を遂げたブエノスアイレスの女性ピアニスト、こちらも背筋の伸びる素晴らしい演奏です。

Tangos / ARMINDA CANTEROS

ARMINDA CANTEROS PIANO

01-El Apache Argentino
02-Gallo Ciego
03-El Choclo
04-Mano A Mano
05-Duelo Criollo
06-Nueve De Julio
07-Intimas
08-Griseta
09-Melodia De Arrabal
10-De Rincon A Rincon
11-Vida mia
12-A Media Luz
13-Flores Negras
14-La Cumparsita
15-Verano Porteño
16-Invierno Porteño
17-Retrato De Alfredo Gobbi
18-Adiós Noniño
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