JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

毛ガニの腰伝説 野沢秀行 著

2018-06-13 17:15:21 | チェロ無難


図書館に本を返しに行って棚をみていたら気になる本があったので借りてみた。サザンオールスターズのパーカション野沢秀行氏の本だそうです。

図書館に行く前に病院にいって、そこで氏と同じ病気「椎間板ヘルニア」が確定したのです。
5月の後半から腰から臀部足部が痛い、階段の上り下りに体の後ろ側が痛くてつらい。こりゃ今までにない痛さというので整形外科にいくとMRIをとりましょうということで、その結果が判明したわけです。

2度目の牽引をした後で図書館で出会ったのがこの本、この人がヘルニアになったのは30年以上前の30歳前半だそうです。
この歳に30年以上加えている私は、老人病みたいに思われるけど、生活に支障があるのは変わらない。

先生からは何か原因思い当りますかときかれて、考えてみれば合宿、師匠からはチェロをケースにちゃんとしまってから移動しましょうと言われているから、レッスンの度、ホールと練習の建屋を何度もチェロケースを担いで移動したのがひびいた。夕方疲れ果てた。そして翌日には自宅まで担いで帰ったのが原因ではと思います。
でもチェロもレッスンもやめる気がないから大変です。

氏が手術してから30年たっているから、だいぶ医術も進歩していて、オクサンは最近TVでみたペルドという内視鏡の手術をしたらという。
でも現在最高に気に入っているのが椎間板ヘルニアの9割は手術をする必要がないという話。マクロファージが、はみ出たところを食べて調整してくれるというのがそれで、数か月でなおるといわれているそうです。

これを頼りにいたわりつつチェロを担ぎます。


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弁護士アイゼンベルク アンドレアス・フェーア 著 酒寄進一 訳

2018-06-12 17:20:39 | 


事件は法廷で逆転するっていうキャッチで買ってみました。(うまいキャッチだ)この前読んだのが法廷場面が少なかったので今度は挽回するでしょう。

読み始めるとこれ、

長年、刑事弁護士をやっているので、依頼人がひとり、ないしは複数の人間を殺していても驚きはしなかった。ただ、今まで依頼人が知り合いだったことはない。ハイコ・ゲルラッハは、十八年前に愛して、キスをした相手だ。その彼がけだもののように女を襲ったというのか。しかも相手を殺した上に、死体をずたずたにした。考えられるだろうか。いや、むりだ。

これってこの前読んだのと同じ状況じゃないか。それも弁護を依頼に来たのは十代の女の子。このスタートからどう曲がっていくか、これは興味が増えた。

そして読み進むと300ページあたりから主人公の弁護士の法廷での活躍が面白くなってくる。っそれで結論にいくのだけれど、なんとこれが“わたしを探して”によく似ていて”なんだ”という感じ。
面白いのはドイツが舞台で、ドイツ憲法の歴史があるのか、検事、判事、弁護士の関係がおもしろい。アメリカだったらこれが勝つための化かし合いだけど、ドイツでは朝のお茶の場所も一緒で、助けったりして、ほのぼのしているのが楽しい。

ここでもう一つ驚いたのが2日前にみたDVD、2013年の映画「リーガル・マインド ~裏切りの法廷~」殺人の冤罪を主張す女性の裁判を請け負った女性の弁護士、見事に勝利を勝ち取るのだけれど・・・・というストーリー。
なんとこれもじゃないというわけで、映画はさすがにすっきりおさまった。

それにしても刑事弁護士なんてならないでよかった。
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大好きな人は Vivaldi / Richard Galliano

2018-06-10 17:09:42 | 聞いてますCDいいと思う


アコーデオン奏者リシャール・ガリアーノの結構追っかけで、だいぶたまったけれどすべてではないし、グラムフォンでのクラシック系は見落とすことが多い。最近ヴィヴァルディのチェロに凝っているから、ヴィヴァルディで検索していたらなんとガリアーノに行き当たった。チェロの曲演ってくれてないかなとぽちった。
2013年にリリースされていたアルバムでないようは歌曲2つと協奏曲集「四季」だった。

有名曲だからメロディは十分なじんでいる。聴き始めるともちろん知ったメロディだけど、あれアコーディオンはいつ入ったって聞きだしです。バイオリンが主体となる曲でここでもバイオリンがアンサンブルに参加していて、高い音のところどちらかわからなくなってしまうところがあります。
ちょっと気にしながら聞くから、ある意味面倒かもしれません。それにしてもアコーデオンで早いパッセージをこなしているのだから凄いといえば凄い、さすがガリアーノなのです。

ということでアコーデオンが大好き、ガリアーノが大好きな人は十分楽しめます。ただ四季が大好きという人で、いつものバイオリンで十分、という人はきっといると思います。

Vivaldi / Richard Galliano

リシャール・ガリアーノ (Accordion & Accordina)
ジャン=マルク・フィリップ=ヴァリャベディアン(Vn)
セバスチャン・シュレル(Vn)
ジャン・マルク・アパ(Va)
エリック・ルヴィオノア(Vc)
ステファン・ロジェロ(Cb)

Accordion – Richard Galliano (tracks: 1 to 13, 15, 16)
Accordion [Accordina] – Richard Galliano (tracks: 14)
Cello – Eric Levionnois (tracks: 1 to 12, 14)
Contrabass – Stéphane Logerot
Viola – Jean Marc Apap* (tracks: 1 to 12, 14)
Violin – Jean-Marc Phillips-Varjabédian (tracks: 1 to 12, 14), Sébastien Surel (tracks: 1 to 12, 14)

協奏曲集『四季』(全曲) Op.8-1~4[アコーディオンと弦楽五重奏編曲版]
歌劇『ポントゥス女王アルスィルダ』より「Io son quel gelsomino」「Tornar voglio al primo ardore」
歌劇『ジュスティーノ』より「Vedro con mio diletto」「Vedro con mio diletto」

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花 17ケ目

2018-06-08 17:02:34 | 



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新しい天気予報 ON CALL / peter erskin & the DR. Um Band

2018-06-06 20:12:17 | 聞いてますCDおすすめ


ピーター・アースキンがウエザーできて、素手でドラムスをたたく強烈なパフォーマンスを今でも忘れない。
そんなアースキンはその後若い人の育成などに力を入れていたけれど、昔演っていたフュージョンやR&Bのドラミングに回帰したDR、Umというバンドを作ったのが2015年、ウエザーのころ発表できなかった曲などを演奏したということででたのがこのアルバム。


もちろんウエザー的なとこもあるけれど、より当時のフュージョンを思わせる実に楽しいアルバムだった。



2作目もでたけれど、フュージョンが守備範囲でなくなった観があるのでスルーしていた。

このアルバムがでてとても評判がいいので急に欲しくなって仕入れてみた。ジャケだってウエザーを感じるのは私だけ。

これが大正解、スタジオとライヴの2枚組。
ドラムスとパーカションではじめて、そこにミステリアスなキーボードとソプラノが入って、エレベが鳴ればこれはウエザーサウンド、これは大喜び。
バンド編成が1作目よりギターが抜けていて、ウエザー・リポートと同じになっているところがよりしっくりと楽しめる。
エレベはジャコというよりかはビクター・ベィリーを思い出させるし、トム・スコットのバンドみたいな楽曲もあるけれど結局こちらも楽しい。ウエザー・リポート色が強くなった感じがするのがうれしい。
2曲目、もそうだし、3曲目のドラムリズムとキーのハーモニーなんかもウエザーに近いのだけれど、このグループ初めは回帰で始めたのかもしれれないけれど、押し進めたらこういうウエザーのラインになっていったのではないだろうか。



liveの10曲目”Eleven Eleven ”なんか出だしウエザーの曲じゃないかと思ってしまった。liveの方はバラエティに富んだ感じでこれも楽しめるけれど、どちらかというとスタジオの方が、サウンドの新たな追求みたいなものが感じて、でも2枚でよかったということか。




ON CALL / peter erskin & the DR. Um Band

John Beasley, piano & keyboards
Bob Sheppard, saxophones
Benjamin Shepherd, electric bass
Peter Erskine, drums

1.For The Time Being
2.Might As Well Be
3.If So Then
4.Uncle Don
5.Silver Linings
6.Two Paths
7.Hipnotherapy (live)
8.Hawaii Bathing Suit (live)
9.Dreamsville (live)
10.Eleven Eleven (live)
11.Northern Cross (live)


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お元気ですか調査から  Birdsong Can Yr Adar / Kizzy Crawford & Gwilym Simcock

2018-06-04 17:09:51 | 聞いたけどCDどちらでも


現役JAZZピアノスト100人選定評議会 という勝手な会があって、現役のこの人いいよねというピアニストを1100人選んでいる。年に1度定期理事会というのを夏休みにひらいて見直しなどをしている。
現役などとうたっているので、実際にご活躍していないといけない。ということで会の事務局としては、会の前に人当りピアニストがお元気か調べておかなければいけない。
といって照会状を発行するわけではなくて一渡りネットで状況をみるわけで、今年もそろそろ準備に入った。
会の規定では10年内にアルバムを出していることというのを決めているけれど、最近の音楽供給状況もだいぶ変化したので、再考も必要かなと思う。
ただしき決まりは決まりで、何人かの人がちょっとあぶない。Christian JacobさんとDave Peckさん、Jyulien Toneryさんでジュリアンさんはどこにいらっしゃるのか、今年あたりお引きいただく可能性が出てきた。
そちらは定期理事会で決めていただくことなのでそれは後日報告。

本日は一回りしているときに出会ったアルバム。
グウィリム・シムコックはメセニーとツアーをしたり、The Impossible Gentlemenなんかのバリバリの現役なのだけれど、しばらく本人名義のアルバムがないなと気が付いた。一時化かなりのアルバムがでてそのたびに驚いていたので、どうしたのかと思っていた。彼のサイトにいったら新しいアルバムがあったので、躊躇もせずにポチッてみた。
ファンだからしょうがないけれどもうちょっと調べればよかった。試聴もちょっとしてvocalの人とのアルバムはわかっていたけれど久しぶり感が先に立った。
しばらく会わないのにポチィれば2,3日で届くのだから驚く。

そして届いたのがこちらのアルバム。Kizzyとして有名なウエールズの女性歌手とのチェンバーをバックにつけてアルバムだった。




ジャズの歌い方ではなくフォークもしくはトラディショナル系の歌い方で、女性ヴォーカルの場合その人の声があうか合わないのかが私的には大きい。試聴では気にならなかったけれど、この歌い方での声は聴きすすむうちにどうもいけない。
シムコックがプロデュースを務めているのだからお気に入りなのだろうけれど、これはどうもだな~。

もちろんこれは良いと思う人の方が多いともま思う。シムコックもピアノを弾いてはいるけれど、歌にあわせたひきかただからこれもしょうがない。
シムコックはいろいろな面をアルバムで表現するからをれはそれでしょうがない。持っているシムコックのアルバムの幅が大きく広がったということで納得することにしよう。

それにしても100人を一回りすると欲しいアルバムがいくつか発見できる(どこで手に入れたらよいのかわからないのもある)からまあこういうこともあります。



Birdsong Can Yr Adar / Kizzy Crawford & Gwilym Simcock

Gwilym Simcock piano
Kizzy Crawford vocals and guitar

Sinfonia Cymru players:

Simmy Singh - Violin 1
Lucy McKay - Violin 2
Francesca Gilbert - Viola
Abel Selaocoe - Cello
Sarah Bennett - Flute
Carys Evans - Horn

1. Introduction - Birdsong -
2. Another Source / Tarddle Arall -
3. Where We Came From / Ble Y Daethom -
4. Wildlife / Bywyd Gwyllt -
5. Rhododendron -
6. Angelic Soul / Enaid Angylaidd -
7. Back To The Trees / Nôl I'r Coed -
8. Into The Dark Mystical Beauty / Mewn I'r Harddwch Tywyll Cyfriniol -
9. Owl Song / Can Y Gwdih 175


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わたしを探して  J・P・モンロー 著 棚橋志行 訳

2018-06-03 22:08:49 | 


二度読み必至のミステリーっていうのに魅かれて購入。
お話は5年前に入水した恋人とエレベーターですれ違う。彼女は生きているのかというので始まるミステリー。
最初は心理ミステリーと読み進むと、国家機密が絡んで来たり、二部に入っったとこらへんで俄然面白くなってくるのだけれど
終盤サイコパスになって行ってアンリャ。
でも最後まで読みました。それで気づいたのだけど
わたし、隠れ恋愛小説ファンなのだ。 最後まで読んだ理由はそんなとこ。
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ページを埋める STILL DREAMING / Joshua Redman

2018-06-01 16:42:22 | 聞いてますCDいいと思う


ジョシュア・レッドマンの一番の印象は2012年にJAMES FARMとしてきたブルーノートのライヴだったけれど、強烈にドライヴしてくれたのを覚えている。
このJAMES FARMはまさに新しいアメリカのジャズ・スタイルを創造しようとしていると思ったものだった。
そのあとウィズ・ストリングだったり、メルドーとのデュオであったりいろいろなスタイルで、しかしジョシュアととしての独自の世界を見せてくれた。
・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード でのライヴ・アルバムなんかも強烈だったな。


ちょっと久しぶりみたいなきがしたので今度のアルバム買ってみました。オトウサンへのオマージュだそうです。スコット・コーリー(b)、ブライアン・ブレイド(ds)はおなじみですが、私ロン・マイルス(tp)ってご縁がなかった。(彼自身の新しいアルバムが評判なのは知っているけれど、スルーしていた。)
今回聞いてみると、ドン・チェリーを思いうかべるけれど、それはこのアルバムのせいでしょうか。
ヘイデンやオーネットの曲も演っていて、ドン・チェリー、チャーリー・ヘイデン、エド・ブラックウェルとオトオウサンが結成したバンド:オールド・アンド・ニュー・ドリームスにインスパイアされたというからそうなのでしょう。
オーネットやデューイ・レッドマンが演っていた、アメリカの土着ジャズを再現したといえば再現したといえるけれど、そこはジョシュアというところなのだろう。
ブルーノートで見たときの乾燥に、オーネットのゴールデン・サークルを感じると書いたことがあるから、そこらへんにジャズのスピリッツを感じるのでしょう。

これがこれからのジョシュアン・レッドマンの方向とはおもわない。これまでいろいろな面でのジョシュア、そしてジョシュアの音楽を作りあげるには、この父親の演っていた音楽を自分で演って1ページをつくることが必要だったのだろう思う。

そういう意味で次にジョシュアがどのような面をみせるのか実に楽しみになる。


STILL DREAMING / Joshua Redman

Ron Miles
Scott Colley
Brian Blade
Joshua Redman

01. New Year
02. Unanimity
03. Haze and Aspirations
04. It's Not The Same
05. Blues For Charlie
06. Playing
07. Comme Il Faut
08. The Rest
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