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1か月ぐらい腰から足がいたくて、階段の上り下りがつらい。整形外科に行ったらMRIをとりましょうということになった。検査するクリニックの隣が大きな本屋さんで、そこで買った本。
お店に入ってら、その朝、新聞でみた文庫を思い出して買うことにした。不思議な縁だって、そんなことはないのだけれど、本の内容がそういうこと。
若いころ、、死後の世界とか、前世の記憶とかの本を随分読んでいた。すがりたいという訳でもなかったと思うけれど、この歳になって、そっちに近づいたら逆に現生の意味合いが強くなった気がする。でも「本物か?イカサマか?最先端の科学で徹底検証する。」ってあるので昔の記憶も振り返って読みたくなった。(このごろの本のキャッチ、とにかくうまい。)
本の方は幽霊で有名な英国の城を調査したり、死後の世界を検証したり、一番興味あるの、前世を記憶する子供たちと続いていく1部。
二部はスプーン曲げや超能力、テレパシーの解明。
本の内容は事象を煽り立てることを否定してできる限り科学的に検証し、そしてなお残る問題を明らかにしていくというもの。
だからこの本で結論つけられるというわけではない。
それでも人の顔が浮かんだとか、急に冷気を感じるなどの理由はうなずける記述だし、逆に前世の記憶に対しての科学的説明は依然ついていないような気がする。
いずれにしても納得これで結論ということにはならなかったわけで、人間って謎究明は次の謎を作るんだなどというのが結論だったりして。