JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

スペインの和み CHANO&COLINA

2018-06-17 20:54:54 | 聞いてますCDいいと思う


現役ピアニストを一回りしているときに見つけたアルバム。今回はデヴュー時から演っているベースのJavier Colinaさんとのデュオ、ベースとのデュオだから悪いはずがない。
チャノは「スパニシュの薫風」のようなニーニョ・ホセレさんのギターとの素晴らしいデュオがあった。

美しい音を出すことはトップ・クラスと思ってから随分永いお付き合いになったけれど、ブルーノートからアルバムを出すようになったここ数年の充実ぶりは素晴らしい。イベリアの音楽をピアノで表現できるのはまずチャノでしょう。
そのあとニューヨークでジャズとスパニシュの融合を証明したり、ジャズとスパニシュのまさに鋭い接点にいるような演奏をつづけている。

さて今回、ライヴと昔からの仲間とのデュオということでリラックスした雰囲気が漂ってはいるものの、自分たちの曲3曲にスタンダード、ジャズマン曲が5曲にパコ・デルシアの曲が2曲とここの所の配分になっている。
スペインの血が流れている二人で、ベースのジャヴィアさん、スパニシュ色が強い曲調でよりイマジネーティヴなソロをとるから、オリジナルの演奏が特に良いような気がする。

NYのチャノが緊張感あるスパニシュだったとすると、こちらスペインの夕暮れも入ったスパニッシュの和みもあるリラックス感です。





CHANO&COLINA

Javier Colina - acoustic bass
Chano Dominguez - piano

1. Luces De La Fragua 05:18
2. You The Night and The Music 05:57
3. Habanera De La Habanera 11:20
4. My One and Only Love 08:22
5. Para Chick 05:49
6. We Will Meet Again 09:08
7. You Must Believe In Spring 05:45
8. Canción De Amor 06:47
9. Ziryab 08:39
10.Serpent's Tooth 05:06
コメント
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