JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

有名になったから増えた PARIS NEW YORK / THIRRY MALLARD TRIO

2019-08-08 16:14:04 | 聞いてますCDおすすめ


ティエリー・マイラードに最初に会ったのは2013年のことで、それがこのアルバム、デヴュー10作目だった。それ以来その実力に魅了され6つの記事を書いてきた。
その最初の記事にデヴュー作はデニチェンとパティトウッチとのトリオ・アルバムと書いたけれど当時手には入らず聞いてなかった。今回お元気ですかと尋ねてみたらこの1998年にリリースされた古いアルバムがあるのが判ってこれは中古でお値段も安い(2007年リイシュー品)ので買ってみた。
最近ではオーケストラの曲を作曲したりで音楽枠がとても広くしている人だけれど、これが出発点というのは聞いてみたかった。
1997年パティトウッチとデニチェンという大好きな二人と共演という夢が実現したアルバム。
最後の「ステラ」以外はマイラードのオリジナル、3曲目の静かな曲が出会ったマイラードに近いけれど、1曲目、2曲目などのデニチェンの手数の多い4ビートにパティトウッチの重めのビートもそれはまた違って面白い。
マイラードって年齢を明らかにしていないけれど会った時から16年前だから20歳台だろう、思う存分引いているというのが一番の印象でしょうか。
5曲目パティトウッチはエレベに持ち替えて、これも久しぶりで面白い。

PARIS NEW YORK / THIRRY MALLARD TRIO

Bass – John Patitucci
Drums – Dennis Chambers
Piano – Thierry Maillard


1 Live In New York 5:06
2 Tea For Drive 7:02
3 Monument Valley 7:44
4 Max II 9:53
5 Jamais Fini 6:45
6 Bora-Bora 5:06
7 L'Échiquier 6:50
8 Maya 6:32
9 New Trio 5:57
10 Stella By Starlight
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夏の大川

2019-08-06 17:25:40 | 大川美術館


お祭りを見るのが目的でオクサンの実家に行ったけれど、「ベストコレクション」と銘打って大川美術館が特別展示をしているというので行ってきた。
今回も撮影許可をいただいてご紹介。



この美術館でももちろんベストのピカソが入ってすぐにあって驚かされる。





ジョルジュ・ブラックに会うのもうれしい。



水差しとサクランボ



静物



ティーポット

ルドンに会えるのもいい。



今回初めて会うのも多くて楽しい。これはマークス・エルンストの「森(月光の中のモミの木)



もちろんおなじみの藤田や俊介の絵にも再開する。





今回ところどころに故大川栄二館長のその絵に対するコメントがあり、大川氏の絵に対する愛情が感じられてとてもいい。



三岸 節子しの「花」



大川館長のコメント

米国の作家の絵画なども展示されていて



ゲオルゲ・グロス 「ゴールデンシティ」

ベン・シャーンの多くの作品が展示されていて、やはりその凄さを認識した。







館内を見て回っていると男性がいて、その方が8月よりこの大川美術館の館長に就任された田中淳氏だった。わざわざ挨拶にしにきて頂いたようで恐縮した。義姉が一緒で今年の松本俊介展に協力したからそのお礼を言いに来てくれた。
とてもフランクな感じで、それでいて美術に対しての深い造詣と尊敬をされている方で、いくつかの絵の説明もいただけたのがとても楽しかった。

展示表示でちょっとした間違いをみつけたのだけれど、「それは書かないで」ということで、もちろんそうします。



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夏の祭り

2019-08-05 17:10:56 | その他
オクサンの生まれた町は古くからの夏まつりがある。桐生祇園祭りといって、八木節が有名なお祭り。先週行われ今年は5年ぶりで鉾の曳き違いがあるというので見に行った。



こちらスサノオノミコトの乗る4丁目の鉾



こちらは3丁目の翁ののった鉾

まずはそれぞれの町にあるのを4丁目と3丁目で眺めて、お茶屋さん前で生ビールなどいただきながら、八木節の歌と踊りを見物。祇園祭りということで芸者さんなんかも来ていた。
思ったよりか熱くなくほっとしていると鉾が動きだしたので曳き違いの場所へ。



4丁目の鉾とこちら側の鉾がだんだんと近づいてくる。
昔は道幅が狭かったので、相対した鉾どちらかが道を譲らなければならない。そのために鉾に乗ったお囃子が競い合ってよい方に道を開けたそうで、そのお囃子の演奏のしあいがあった。
私の見たときには4丁目のお囃子が選ばれていた。



それで4丁目の鉾が動き始めて、3丁目の鉾を通り越していく場面。



  

これで曳き違い完了、この大きな旗もづっと使われているそうです。



こちらは桐生市のサイトからお借りした曳き違いの写真。



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座席ナンバー7Aの恐怖 セバスチャン・フィッツエック 著 酒寄進一 訳

2019-08-02 14:03:33 | 


昨年読んだ「乗客ナンバー23の消失」が面白かったので次の「座席ナンバー7Aび恐怖」を予約しておいたら半年たったけれど届いた。
全作もそうだったけれど、細かくプロット立てしていて、その最後に驚かせて次につづくというスタイル。だからページはどんどん進んで目づらしく3日で読んでしまった。
同じなのは読者の不安感とか心理層を弄ぶようなところも同じ。もうひとつ、ありそうもない、または起こりえないような事件をぎりぎりつじつま合わせできているのも同じ。
毎年、新作を続けているようで、訳者が考えている次のタイトルからしても、同じように罠が沢山の小説のようです。
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