JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

花 久しぶり

2020-05-10 21:15:54 | その他


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

monaka の ガン入院アレアレ日記 10 最終回だといい

2020-05-08 10:02:40 | その他
ガンで入院したことをつらつらと書いてきたけれど、退院してもう3週間がたった。だからそろそろ今のところの結論を出して終わり(実は番外がある)しようと思う。
癌の発見、入院処置の結果としては、退院1週間後の病理判定で決定となる。本来は退院時に説明とのことだけど遅れて、1週間宙ぶらりんで過ごした後、医師に面会。
1週間ぶりの病院は、入院を控えたころより1ヵ月以上たっている尾で、新緑へと変わりつつあった。



病院は家から歩いて10分たらづで、途中花を育てているうちがあるので勝手に写真(1件は知っているので了解積み)をとらせてもらった。











こうやってのんきに散歩みたいに書くことが出来るのも、結果が予想以上に良好だったためです。
病理で判定では、リンパ管、血管にも癌細胞はないとのことでこれで希望した状態となった。
癌の進行度度もM3までと言われていたけれどM2、これはステージに直すならば0となって、転移リスクは0%に近いと判定される。
医師がよく見つけてもらいましたねということなので、これは幸運と明確に腹に入れないといけないのだろう。
これで元の生活に戻れるかというと、実はそうではなくて、食道癌は出来やすい状態になっているので、これまでの好き勝手は出来ないことは事実として受け入れなければならないと納得しなければならない。
これまでも何とか納得できることを見つけてきたから、新しい生活様式もできていくのだろう。

という事でjazz最中も、まだ少し続けられそうです。
4月1日はjazz最中を始めた日で、今年で15年目に入るのだろうか。今年は挨拶もしていなかったけど、これからもよろしくお願いします。

入院日記番外があるのは勘弁してね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

monaka の stay home 企画 お家ジャズ喫茶 2

2020-05-06 14:39:00 | その他
思い付きでやってみたお家ジャズ喫茶、ちょっとだけれど昔に帰った気がして面白かったから
残ったアルバムも喫茶店風に聞いてみました。という事で開店です。



まずは軽いところが出ました。このころ間のうまさジャズ・サックス一と思っていたトム・スコットの1979年のアルバム。ちょうどLPが終わるころの入手アルバムだと思う。



次はスりー・ブラインド・ミスでの高橋達也と東洋ユニオンのアルバム。当時新人の三木敏悟を作・編曲に迎えた「北欧組曲」A面を聞いてみよう。ジャズがまだ文化の一翼だったころの、それゆえビック・バンドのレベルの高さが記録されているアルバム。



次も日本の企画、来日しているマル・ウォルドロンと起用して、笠井紀美子とでビリー・ホリディへ捧げたアルバム。笠井は当時売れっ子シンガーでめちゃカッコよかった。今日は久しぶりにマルのピアノだなと思っている。”イエスタデイズ””レフト・アローン”の入っているB面。



これはジャズ喫茶ではまずかからないスウィングル・シンガーズがスペイン音楽に挑んだアルバム。「sounds of spain」からA面。ジャズの入門の一つがジャック・ルーシェやジャズ・セバスチャン・バッハだった。”アランフェス”ジャズでも結構流れるけど、スウィングル・シンガーズの記憶にのこる一つ。



ここで偶然だけどオイゲン・キケロ、「ロココ・ジャズ」っていうのでデヴューしたピアノストだけど私はベスト盤を買った。面白いことに偶然バッハが並んだA面を。



ここら辺からは当時のジャズ喫茶風にアイラーを一枚。ラスト・レコーディングと当時された1970年7月27日の録音のもの。日本ビクターから国内販売されたというのも、ジャズにとってまだ良き時代だった。このアルバム、メリー・マリアとのシンパシーが素晴らしい歴史的アルバムと思う。



続くとなると続く、次はアーチー・シップ、コルトレーンが亡くなった3か月後、1967年10月12日ドイツのドナウエッシンゲンのフェスティバルでの録音。ギャリソンのベース・ソロがなんともスピリチュアル。



これもジャズ喫茶ではかからないシナトラを今回も、これはシナトラがロッド・マッキャンの曲を歌ったアルバム「A  Man Alone」



今日はかなりヴォーカルがあったので驚いている。(自分で選んだのに)おしまいはコーラス、グループ。ダブル・シックス・オブ・パリスのお得版。デイジー・ガレスピーとの共演でピアノはなんとバド・パウエル。それとレイ・チャールズの曲を演ったアルバムから選曲したアルバム。どちらも聞けるB面。



いやガレスピーもレイもどちらもしゃれたパリのショウという感じ。

で本日は閉店です。また気分で開店しますので、その時はよろしく。










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

monaka の stay home 企画 お家ジャズ喫茶 1

2020-05-04 18:22:03 | その他
外出せずに(ちょっと出かけたて、本を5冊買ってきた)うちにいて、皆さんいろいろと考えてすごしているようです。
昔、よく本を抱えてジャズ喫茶に行っていた。新しい本もあるし、暇があるのでレコードを出し入れしやすい位置に移したりしたり、オーデオ周りを片付けたので、レコード聞きながら本を読もうと考えた。
どうせならジャズ喫茶気分で行ってみよう。まずはルール作り。

ジャズ喫茶は必ずレコード片面、何がかかるかわからないけれど、かかっているアルバムのジャケは見ることが出来る。(これジャズ喫茶に行く楽しみ)というので以下の通り。

・最初に選んだ19枚を乱数で順番を決める。
・A面かB面はこちらで選ばせてもらう。
・禁酒、禁煙(当方事情)
・私語なし(ひとりだから)

という事で始まり始まり



事情により、カフェイン・レスの珈琲。

最初に流れたのがこれ



CTIのシリーズが終わった後にクラウス・オガーマンの編曲でオケを付けたアルバム。B面を聞いています。バートランドなんかはお笑いに入るかもしれないけれど、4曲目なんかいい。という間に1枚終わってしまった。かなり忙しい。というので2枚目はA面。



これCDで持ってないから久しぶり、聞き出したらB面も聞きたくなったけれど、ほかの人(いない)がいるからあきらめる。写真を撮りながら、その処置をしながらで、なかなか本までいかないけれど、なんか喫茶店気分になってきた。

次はタイトル曲でないA面。当時(今もか、ドルフィーじゃなくてハチャーソンのバイブ・フレーズがとてもフレシュに感じる。



新宿でのコンサートでかなりがっかりしたから、アルバムで聞く方がいいやという感じたアルバム。この後アンダー・スカイなどに来るようになってライヴがカッコイイと思うようになる。今回は2のA面”マイ・マンズ・ゴーン・ナウ”。



次は平和な街のアメリカ・ボーカル、シナトラのアルバム。このアルバムかなり好きで、古いのアサルト結構持ってくる。



次はロン・カーター、エンブリオ・レーベルが結構期待で買った。何十年ぶりでテーブルにのせた。サム・ブラウンのメンバークレジットがあって喜んだけどどうでもいいようなカーターのソロバックで残念。



次がハンプトン・ホースでこちらもエベルハルト・ウエーバーなのがめづらしい。ここはハンプらしいA面。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Stay Home with Americana Americana /  Gregoire Maret

2020-05-03 17:51:19 | 聞いてますCDおすすめ


長いお休みに入っているけれど皆さまお家でお過ごしのことと思います。退院してあとそれこそ皆さんよりかもっと長いお休み(仕事に2日行きました)入っています。
例年ならば天使たちが来てくれるのだけれど、今年は画像で様子を交換するだけ、会わないうちにどんどんお話しするようになっていて、残念です。
ショップに行くこともかなわないので、ネットでお願いして手に入れるようにしていますが、それも遅れがちです。【海外に頼んだものが3カ月も送ったというのに届きません。)
こちらは届いた方の一枚、前に欲しいと思ってなかなかショップで会わずネットで入手しました。
ビルフリが参加した「アメリカーナ」というタイトルですから、これは好みに違いありません。
リーダーはハーモニカのGrégoire Maret さんでピアノの Romain Collin さんとがプロデュースしていますから、自分たちのやりたいサウンドにビルを招いた形なのでしょう。


これが堅苦しいこと言わないで見事にアメリカーナ、柔らかく、懐かしく、ゆったりと私を包んでくれます。
長い休みの時間の間に、このサウンドがとても心地よい。
私はカンサスやワイオミングに行ったことはありません。でも写真、映画でアメリカの草原風景は頭にあるので、この音楽を聴きながら目を閉じるとその風景の中にいるような気持になるのが心地よい。
自宅のここがコロラドやミネソタのようでとてもゆったりした気分になりますよ。



Americana /  Gregoire Maret

Grégoire Maret (harmonica)
Romain Collin (piano, Moog Taurus, pump organ & additional effects),
Bill Frisell ( electric guitar, acoustic guitar & banjo)
Clarence Penn (drums)

1 Brothers in Arms (Mark Knopfler)
2 Small Town (Bill Frisell)
3 Rain, Rain (Bill Frisell)
4 San Luis Obispo (Romain Collin)
5 Back Home (Grégoire Maret)
6 Wichita Lineman (Jimmy Webb)
7 The Sail (Grégoire Maret)
8 Re: Stacks (Justin Vernon)
9 Still (Romain Collin & Grégoire Maret)
Recorded by Jeremy Loucas at Bunker Studios, NY
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祝祭と予感  恩田陸 著

2020-05-01 18:41:40 | 


借りてきたDVDを見るのはここのところもっと頻度がましているけれど、退院したので新しい映画を観たいとおもたら見たいと思っていた映画があった。
恩田陸の名著「蜂蜜と遠雷」を映像化したもの。これが映画としてもかなり良くできていて驚いた。原作を読んだのが4年近く前で忘れている部分も多いけれど、買った本も引っ張り出して映画を見てみた。
活字と映像それぞれの良さが明確にでているのがこの二つ。それぞれの作家が題材をきちんととらえて外さないところが素晴らしい。
もちろん原作がしっかりしているからだけれど、本の方では、主人公4人の生い立ち、生き方が丁寧に描かれて、その人物たちがコンペテッションを通じて心境なり緊張なりが丁寧に描かれている。だから素晴らしいと思っているわけだけれど、登場するクラシックの曲をほとんどしらないから、文章で感じるしかなかった。
そこが今回の映画の方は、見ていて音がする。映画は2時間ぐらいだから、テーマを絞らざる得ないが、そこもうまく当たっていて、風間塵という、ギフトとしての意味と人々が上手く描かれている。そして音楽の挿入の仕方も秀逸で、特に4人のそれぞれの「カデンツァ」の違いは(ここが一番の見せ場だった)、さすが実音で表現されていてここは映像の方が得で(逆に危ないけど)うまいなと思った。
って映画と小説のことを書いていて、新しい本については書いていないけど実はまだ途中。
出版されたのは半年以上前で、ちょっと内容わすてたからスルーしていたけれど映画をみてこれはやはり欲しいとすぐ買ってきた。
「蜂蜜と遠雷」のコンペティションのあとの4人から始まって、登場人物たちの物語以前とかの話が6つつづられていて、懐かしいような、切ないような気持ちになって、それはそれですがすがしい。

パッと思い浮かんだピッタリな感じはこんなにではないだろうか。
この短編群、素晴らしいソロ演奏の後それぞれの人が演奏した「アンコールの小品」のように心に残る。

個人的には楽器を演っているので、楽器との出会いを書いた「鈴蘭と階段」と映画でハイライトとなったカデンツア”春と修羅”の誕生について書いた”袈裟と鞦韆”が面白かった。

最期にどうでもいいたわごとを、マサル・カルロス・レヴィ・アナトールの師匠であるナサニエル・シルヴァーバークと曽我三枝子のピアノ・コンクールでの最初の出会いを描いた「獅子と芍薬」から一節(と言っても一語を書き換えています)

「でもダメよ、いくらオジンだからってこんなところに引っ込んでいちゃあ。この世界、ぼうっとしているとどんどん次のオジンが出てくるんだから。あなたもここで生きていくなら、壁の花なんか、ダメ」

不満を感じる方は”オジン”を天才少年に書き換えて読んでください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする