JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ALDO ROMANOを並べてみると

2024-10-09 17:16:07 | 聞いてますCDいいと思う
ストリーミングで最初に選ばれるアルバムがどうも同じようなので、ミュージシャンを選んで検索して聞くことが多くなった。
そんな中で選んだのがALDO ROMANO,1941年生まれのイタリアのドラマー、結構好きなアルバムがあって、そこで知らないアルバムを選んで聴いたらこれが良い。2枚良くてどうしようかとおもったけれど、2枚とも買うことにした。(どちらも1,000円ちょっとだった)
さてその2枚を記事にしようと思うのだけれど、その前にこれまで持っているロマーノのアルバムを録音順に並べてみて、こんどのアルバムどこに入るかを観ていきたい。

一番古いアルバムがこれだった。1983年のアルバムだけど42才、結構ベテランになってからのアルバムですね。


「ALMALATINA」 1983年2月 録音

ロマーノは、他のリーダーのアルバムにも参加しているから結構多い。一番多いのはアンリ・テキシエとの共演だけれど双頭グループの感じになっている。まずはテキシェのアルバム。


「COLONEL SKOPJE」 HENRI TEXIER 1989年6月12,14日録音 

その後ロマーノとテキシェ、クラリネットのスクラヴィスを加えたトリオで写真家のLe Querrecとのアフリカでの写真の音楽を担当する。


「CARNET DE ROUTES」 1990年 ROMANO,SCLAVIS,TEXIR

次の録音はテナーのClaudo Fasoliという人のアルバム。テキシェと二人で参加している。


「Trois Trios」 Claudio Fasoli 1994年4月15日 録音

次はだれがリーダーだか解らないけど、最初にはベースのMichel Benitaの名前のあるグループの作品。


「Palatino」 1995年2月1,2日録音

次はロマーノのアルバム、ジャケの半分は銀座の写真とよく解らない。ここでもベニータがベースを弾いている。


「CORNERS」 1998年7月 録音

次もロマーノアルバムここらへんでメンバーが少し変わる。


「Because Oof Bechet」 2001年8月31日9月4日 録音

次が再びLe Querrecの写真集の為の音楽。アフリカの文化は変わったのかとちょっと疑問もおこる写真集。


「african flashback」 2005年4月18日 録音

次は3人連名のBaptiste Trotignonを迎えてのフラワー・ムーヴメントの音楽を集めたちょっとヒット狙。


「FLOWER POWER」 2006年4月 録音

ここでもテキシェと共演して新しいサウンドに挑戦をしていると思う。


「JUST JAZZ」 2007年2月26,27日 録音

アフリカのグループにエンリコ・ラヴァ、ネグレン・リ、ボヤン・Zを加えたアルバム。


「3+3」  2011年 録音

一番新しいアルバムは2017年録音だけれど、新しい追及を続けていると思うアルバムになっている。


MELODIES EN NOIR &BLANC」 2017年 録音

さて今度かったのはかなり古いアルバムだけれど、両方ともパオラ・フレスがバラッドをふいているのが、たむん理由だと思う。













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俺たちの箱根駅伝 池井戸潤 著

2024-10-07 22:31:20 | 
 

ここ数年、年の初めの2日、3日はほとんど箱根駅伝を観ている。来年はどんな作戦を見せてくれるのか楽しみだ。
その箱根を池井戸潤が小説にした。本選出場を逃した古豪・明誠学院の4年生、青葉隼人を主人公にし、学生選抜のキャプテンとして本選までの物語。小説だからどのようにも書けるけど、そこは池井戸潤、TV中継の準備、本番とを組み合わせて、さすがお上手。
大日TVのアナウサー辛島文三が良い味で、実況のコメントのところでは毎回ウルウルと来てしまった。
箱根駅伝のおなじみ参加チーム青山学院、駒澤、東洋、早稲田、順天堂、筑波、神奈川、国学院、拓殖、法政、中央、山梨学院、帝それと隼人のいる巻頭学生連合、それに強豪校として関東大学、東西大学という大学チームがさんかしている。
本選スタートから面白さが一気にあがって、本物以上のドラマが(あたりまえか)展開、それは読んで下さい。
創造の2チームが絡んで展開するのは良いのだけれど、結果の順位にはちょっとな~。これ読んでいる人、「小説だけどな~」と思う人多いかもしれない。
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ナイスなメンバー SPACES / Larry Coryell

2024-10-05 21:57:39 | 聞いてますCDいいと思う


ミロスラフ・ヴィトウスのアルバムの古い一枚を聴いて時代の流れなんか感じたけど、一枚持っていなかったアルバムがあった。
ラリー・コリエルのアルバムで知っているのはこのジャケだった。



録音は1969年3月だからまさに「NOW HE SINGS,NOW HE SOBS 」を録音しているさなかにコリエルとマクラフリンがトリオに参加して録音したアルバムになっている。コリアは1曲のみの参加。コリエルはゲイリー・バートンのバンドをやめたすぐ後になる。
バートンのバンドで人気のあったコリエルが、ドラックの関係で首になった直後に、人気を引っ張って出来上がったアルバムではないだろか。格上のマクラフリンを相手に気張った一枚というところか。
ヴィトウスのアルコソロで始まるタイトル曲がメインになるアルバムだと思うけどコリエルのギターとマクラグリンの2ギターが、もちろんリーダーのコリエルが先にソロをとって、その後はマハヴィシュヌ手前のマクラフリンのソロと結構燃える掛け合いかもしれない。
2曲目はコリエルとマクラフリンのデュオ。いや当時の演奏としてはかなり良いデュオだと思う。
3曲目はヴィトウス、コブハムとのコリエルのトリオ、ここでもヴィトウスがアルコのソロを見せて、ヴィトウスこのころが一番のっていたような気がする。
4曲目はマクラフリンを入れた、カルテット、ここでもヴィトウスのアルコが活躍、このころアルコを弾きまくっている感じです。マクラフリンとコリエルのソロ・交換はなかなかの出来になってるとおもいます。
5曲目でこの曲だけチック・コリアが参加の総員での演奏、「NOW HE SINGS,NOW HE SOBS 」がアコ・ピアノ・トリオだったのを換えてエレピ。このころのエレピのコリアもありだけど、アコのあとだけに、このアルバムも一曲アコピの曲がはいっていたらずっと価値が上がっただろうなと思う。
6曲目は短い曲。
コリエルのアルバムとしては悪いできではない。輝いているときのコリエルだから良いアルバムだけどコリア、1曲アコ弾いていたら価値もっと上がったと思う。

SPACES / Larry Coryell

Bass – Miroslav Vitous
Drums – Billy Cobham
Electric Piano – Chick Corea
Guitar – John McLaughlin, Larry Coryell

1. "Spaces (Infinite)" (Julie Coryell) 9:23
2. "Rene's Theme" (Réne Thomas) 4:12
3. "Gloria's Step" (Scott LaFaro) 4:32
4. "Wrong Is Right" (Larry Coryell) 9:02
5. "Chris" (Julie Coryell) 9:32
6. "New Year's Day in Los Angeles 1968" (Larry Coryell) 0:21
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彼の人生 LIFE / LUKA SULIC

2024-10-03 22:20:37 | 聞いてますCDおすすめ


2cellosが解散して2年がたった。二人のプレーヤーがそれぞれ活躍してくれいていることは嬉しいが、そこら辺を並べてみたい。

まず解散の理由としては、世界的に演奏活動をしていきたいハスラーと、かたや家族ができて、そちらを大切にしながら音楽作っていきたいスーリッチが別々の行動をすることになったということになる。

二人のアルバムで最後のアルバムが2021年の「DEDICATIED」だとおもう。




この最後のアルバムの前にそれぞれ二人は自分のコンセプトでアルバムをそれぞれリリースしている。
それが二人のその後のコンセプトになったと思う。
一つはスーリッチのヴィバルディの四季をチェロもメインに編曲したアルバムで2019年にリリースされている。



ハスラーのほうはロンドン・シンフォニーとの共演でクラシックの名曲をチェロで演奏した2020年の作品になる。



その後、解散が現実になったあとハスラーはラテンの曲にまとめた「THE PLAUER」2022年「Christmas」2023年「CLASSICⅡ」2024年と順調にアルバムを出している。

 

そこでちょっと活動が解らなかかったスーリッチであるが、ここでアルバムをリリースしたのがこちら。と随分前置きが長くなった。
ハスラーのちょっと世界的な音楽活動とは違えて、家族を重視する音楽活動、作曲に力を入れる活動から今度のアルバムは生まれた。
そのタイトルも楚辺手を表現するような「LIFE」,スーリッチが全力を傾けたことがうかがいしれる。
全曲、彼の曲だから、ちょっとクラシックの小品かと心配したが、そこは2CELLOSで音楽を作ってきただけに、落ち着いている。
ポップでもなく、クラシックの小品でもなく、エッセイというよりかスーリッチが小さな詩集を編んだようなアルバムになっている。
それまでの世界ツァーと離れた、一つの家庭にいることを、そこにいる自分と音楽との対応をアルバムにしたということになる。
こういうアルバムって、特にピアニストに多いように思えるのだけれど、どっていうことがないアルバムが多い。
でもさすがに、曲の一つ一つに、思いがこもっているメロディーがつずられて、だから一つ一つ独立した詩のような感じを受ける。
そのことがこのアルバムのちょっと特異な位置を作ったのではとおもう。
クラシックの小品でもなく、知られた曲のアレンジでもない、確実に自分の人生を音楽にしたと感じる。真摯な彼の音楽性が現れている。

LIFE / LUKA SULIC

ルカ・スーリッチ cello
チェコ・スタジオ・オーケストラ
指揮 ヤン・ハルベツキー

1. アニマ
2. ノワール
3. ブルー・ハート
4. ペイン
5. ドリーマー
6. ブロッサム
7. フェニックス
8. シャイン
9. ライフ
10. エターナル
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追悼 山藤章二さん

2024-10-01 20:19:48 | その他
イラストレーターの山藤章二氏が亡くなった。
87歳で死因は老衰だったそうで、まずお悔やみとある意味おめでたいと思っていいのかもしれない。
1937年東京生まれ。60年に武蔵野美術学校(現・武蔵野美大)を卒業し、広告会社のデザイナーとして働く傍ら演劇ポスターなどを手がけ、64年に独立。

山藤氏のイラストが好きで、そして彼の書く文も好きで結構集めていた。
水害で濡れてしまって価値がないけど、捨てられなっかた本を本日は眺めながら、追悼の意を表したい。

 

  

代表される作品は週刊朝日にれんさいされていた「ブラック・アングル」かもしれない。



私の持っているものでお気に入りは「新イラスト紳士録」



ty作県があるけど追悼ということで、許されたい。

  





あちらでも楽しいイラストを描いていると思います。
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