きみの胸にぶらさがった瑪瑙のペンダントを裏返すと
「取扱注意」と小さな文字が刻印されていたのを覚えている。
「普通のひとには見えないのだけれど
あなには見えたのね」と
謎をかけるようにいったきみは
さっさと彼岸のドアを開けて
向こうの部屋へと去ってしまった。
そうか ぼくだけがそれを知らなかった
・・・二年ものあいだ。
「おや 電話が通じない」
なぜそのとき 気がつかなかった . . . 本文を読む
「街の無意識」NO.18。東毛地区を歩いているとき、見かけた光景。
「2F夢遊人」(なんて読ませるのか?)の看板と「駐車場有り」の稚拙な手書文字の対比に、にんまりしながらレンズを向けた。
折りたたみ式自転車と、大小のタオルなど小物がイイ味をただよわせている(^^♪
夜になると、酔客がやってきて、カウンター越しにどんなジョークが飛び交うのだろうか?
いろいろと想像がふくらむ。
表通りの喧噪は . . . 本文を読む