二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

うたた不便の涙にむせび候 ~漱石の嫂登世のこと

2024年08月07日 | 座談会・対談集・マンガその他
■「漱石書簡集」三好行雄編(岩波文庫 1990年刊) 昔というか、江戸や明治のころは、医学が発達していなかった。だから子どもは幼くしてよく死んだし、結核はそのまま死の病だった。 正岡子規、国木田独歩、梶井基次郎等の文学者も、多く結核に斃れた。 このところ、日記には書かないが、夏目漱石をパラパラ、パラパラ読んでいる。新版が出ると、新刊で買ってきたりもする。 最後まで読んだことのない「吾輩は猫で . . . 本文を読む
コメント

アオカナブンが死んでいた

2024年08月07日 | シャッフル/photos
わが国最大のBOOK OFFというのが前橋にある。その地下と4Fが駐車場になっている。 この子は4Fで死んでいた。 おそらく灯火を慕ってこんな上までやってきたのだろう。 アオカナブンかな?  一方「ぐんま昆虫の森」の朽ち木では、・・・。 カブトムシたちが力尽きて、ポトン、ポトン地上に落ちてくる。 体が大きいから音も大きい。 8月も半ばになると、森の王者たちはことごとく絶滅してしまう。 その乾いた . . . 本文を読む
コメント