二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

1990年代、本は元気があった

2024年07月28日 | シャッフル/books
このあいだ谷澤永一の「雑書放蕩記」(新潮社 1996年刊)という本が出てきた。そしてそのオビ。
「本は私にすべてのことを教えてくれた―。蒐書六十年、その数二十余万冊、稀有の読書人が熱い心で描く感動の読書自伝。」とある。
20万冊はすげえな(^O^) 
谷澤さんといえば開高健さんの盟友だった。

初版が多いようだが、本の写真がぞくぞくと掲載されている。
大部分稀覯本かもしれない。
関西大学で長らく教授をしていたので、2011年に亡くなり、谷澤永一コレクションとして寄贈。
著作も蔵書も一流だね。
20万冊って、どのくらいのボリュームだろう( -ω-) 

1990年代、本は元気があったな~あ(笑)。

谷澤さんは書誌学者としても名が通っている。
今日のことだけど、マイミクのヤマヤマさんに日本近代文学の「好事家」の鑑・・・と冷やかされたばかり (;´д`) ナハハ 

谷澤さんを仰ぎ見たくなっている。

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