BOOK OFFへいったら作品社の「日本の名随筆」1『花』、8『死』が棚に置いてあった。
《いつか、小さい折よく保養に行った鵠沼の高砂(たかすな)へいったとき、松や杉の芽生えの中に、濃紫の匂いの淡いすみれが一杯咲いていて——このまま山ごとそっくり畳んで
持ってきてしまえたらと私はつくづく嘆いた覚えがある。》(中里恒子「すみれ」より)
「そうか、山ごと欲しいとは大胆なことを」
有名な小説家、詩人、俳人、評論家、歴史家など40編弱の随筆が収めてある。
編集は宇野千代さん。まあ実際は作品社の編集者が選定にあたったのだろう。
作品社のこのシリーズは、8編ばかり手許にある。
だけど、これまで1冊も読んだことがない。そろそろ読まねば・・・と思いはじめてから、もう10年になるか?
『花』と『死』、いま読まねば、生涯読まないだろう(´Д`)
中村汀女、芝木好子、鏑木清方、網野菊、岡部伊都子等、これまでご縁がなかった書き手がずいぶんいるな。
『死』は野坂昭如さんとなっている。
《いつか、小さい折よく保養に行った鵠沼の高砂(たかすな)へいったとき、松や杉の芽生えの中に、濃紫の匂いの淡いすみれが一杯咲いていて——このまま山ごとそっくり畳んで
持ってきてしまえたらと私はつくづく嘆いた覚えがある。》(中里恒子「すみれ」より)
「そうか、山ごと欲しいとは大胆なことを」
有名な小説家、詩人、俳人、評論家、歴史家など40編弱の随筆が収めてある。
編集は宇野千代さん。まあ実際は作品社の編集者が選定にあたったのだろう。
作品社のこのシリーズは、8編ばかり手許にある。
だけど、これまで1冊も読んだことがない。そろそろ読まねば・・・と思いはじめてから、もう10年になるか?
『花』と『死』、いま読まねば、生涯読まないだろう(´Д`)
中村汀女、芝木好子、鏑木清方、網野菊、岡部伊都子等、これまでご縁がなかった書き手がずいぶんいるな。
『死』は野坂昭如さんとなっている。