二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

今年は鷗外没後100年

2022年07月21日 | シャッフル/books
岩波文庫から新編集で鷗外の「大塩平八郎」が刊行された。
文語文以外は新仮名、新漢字。
「大塩平八郎」「護持院原の敵討」「堺事件」「安井夫人」の四篇のほか、注解、資料、地図、詳しい解説が添付されている。
なぜかというと、2022年は鷗外没後100年にあたるのだ。
買うときになって気がついた(^^;ナハハ

そうか、生誕160年、没後100年。
漠然ともっと昔の文豪だと思っていたけど、ついこのあいだの人なんだね。
その後の世の変遷が甚だしいため、古く感じてしまう。
歴史小説なるものをわが国ではじめて書いた人物こそ鷗外。
「歴史其儘と歴史離れ」は、いまだ必見の資料といえる。

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