久しぶりにポジフィルムを撮りおえて、現像があがってきた。
アルバムには「半年間」と書いたけれど、いま振り返ってみると、一年くらいかけて、ようやく1本撮りおえたのかも*´∀`)ノ 真夏に咲く花が写っている。
冷蔵庫などに、まだ3本くらい、ポジのストックがある。
いつ、どんなタイミングで使用したらいいか、われながら気持ちをはかりかねている。
ポジは適正露出の範囲が狭く、あつかいがデリケート。
ゆっく . . . 本文を読む
テントウムシは飛び立つ アジサイの葉陰から。
体を小刻みにちょっと震わせ 仲間に合図を送って。
どこへ?
むろん 永遠に向かって。
それがあるといわれる方角に向かって。
時の断崖。
テントウムシは飛び立つ 人びとの心の暗がりから。
テントウムシが飛び立ったあとの虚空を見つめながらたたずみ
それから澱みに残ったうたかたみたいな路地へ入る。
しばらくしてまた出てくる。
だれかの あるいはぼく自身のナ . . . 本文を読む
テントウムシって、キャンディかドロップみたいですよね。
おもわず口に入れたくなる・・・な~んて三毛ネコさんだけ、か(笑)。
昆虫(甲虫)の中でも人気ナンバーワン! といえば、テントウムシ。ナミテントウは斑紋が千変万化し、そこいらの草むらを観察するだけで、いろいろな種類を見かけますよね。
虫は大嫌いだけれど、テントウムシならOKという女の子いっぱいいそうだな(^_^)/~
ところで、しとねってなん . . . 本文を読む
かつて「テントウムシのサンバ」という名曲があったのは、ご存知の方が多いだろう。
しかし、家族に病人がいるいま、サンバという気分にはとても、とても。
かといって、ブルースでもないだろう。
というわけでアリアとしてみたけれど、これは小さなテントウムシには大げさかしら?
まあ、テントウムシの歌・・・というニュアンスで見ていただければ♪
近所の公園へアジサイを見に出かけたら、テントウムシ2頭と出くわし . . . 本文を読む
昨日あたりから、猛暑日が一段落。
明日は、お天気がぐずつき、気温も下がるようだ。
農家に生まれたわたしにとっては、少年期から、麦刈りのシーズンは、1年でいちばん嫌な季節だった。
外仕事で汗をかく。汗ばんでねばねばした肌に、麦の“ノゲ”が悪さをする。首から胸や背中に入り込んでくる。手首から肘にかけて、あとで湿疹のように腫れて、痛痒い。
わたしが高校を卒業するころまでは、麦をつくっていた。
ところが . . . 本文を読む
記憶という大カテドラルの回廊をぼくは昨夜もさまよった
寝苦しい暑い夜 夢の底で。
「なんだ いつものベッドの中だったか」
安堵して胸を撫でおろすこともあれば
落胆し何者かを恨みたくなることだってある。
霧にけぶる大カテドラルであり
向こう岸の見えない大河であり
無数の出口 入口をもった球体であるもの。
その場所でぼくはもう一度生きなおしている。
だれかの靴音で石が目を覚ます。
朝の光が鳥を
包丁 . . . 本文を読む
本の世界も分け入っていけば奥行は無限に近いけれど、身の回りの外界だって、負けず劣らず、途方もない奥行がある。
Topにあげたのは、「やさいへの字」という野菜の無人直売所。
もうつぶれたのかな?
いや、その時季がきたら、再開するつもりかもしれない。
あるいはおじいちゃんかおじちゃんが、入院していて、手がたりないのかもしれない。
いろいろな想像をかき立てる直売所。
やさいへの字という手書き文字がアート . . . 本文を読む