■「新版 動的平衡: 生命はなぜそこに宿るのか」 (小学館新書 2017年刊)
ことばをつくり出す。
思索の旅のさきに、これまでに存在しなかった概念に到達したとき、人間というのは、新しいことばをつくり出すことになる。
福岡ハカセの「動的平衡」はその典型といっていいだろう。※註1
小学館新書の「動的平衡」は、1、2、3と3巻あり、前回取り上げたものが2で、今回のものが1にあたる。本来は1から読む . . . 本文を読む
(2017年5月 桐生市にて)
秋がやってくる まもなく秋が。
書棚の奥にもフロアにも
たくさんの本がある。
ベッドすら 本の上に浮かんでいる。
これは桑を食べつづけてやまない蚕たちの策謀なのか?
日常というぬかるみに足をすくわれながら
きみは重病人のようにうめく。
朝に晩に うーむとうめく。
モズの雄たけびが空を鋭角に切り裂く。
ほんとうはヨットをまねて
荒波をかいくぐり . . . 本文を読む
まさに知的興奮満載!
■福岡伸一「新版 動的平衡 2 生命は自由になれるのか」小学館新書(2018年刊)
新しくやってきたこの本が、3-40冊はあるほかの本を押しのけて、目前に躍り出てきた。
軽く斜め読みしたり、あとがきを読んだりして、読書の優先順位がさだまってゆく。途中まで読んだのが、2冊ある。
養老先生つながりで、福岡伸一ハカセへの興味が再燃した(^^♪
以前、新書大賞・サントリー学芸賞 . . . 本文を読む
甥が4人、姪が1人。その甥の一人が家族をつれてやってきた。
けん太も顔を出して、愛想を振り撒いている。子どもが好きなのだ(ˊᗜˋ*)
ネズミどもの害に悩まされていたわが家に、2019年1月、この甥が子猫をもらってきてくれた。
本人(?)はもう覚えていないだろう。
人なつこいけん太、訪問者があると必ずどこからともなく現れる。 . . . 本文を読む
あらら、ずぶんキレイね♪ とゲストに褒められたけん太。
どーゆー風の吹き回しか、たしかに、隅から隅まで手入れが行き届いているぞ、今日にかぎって。といったら大あくび。
年柄年中おおあくび(^O^)
お前さんのお得意のポーズがそれか? . . . 本文を読む
(「別冊太陽」表紙 平凡社 2021年刊)
ウィキペディアを参照すると、
《半藤 一利(はんどう かずとし、1930年〈昭和5年〉5月21日 - 2021年〈令和3年〉1月12日)は、日本のジャーナリスト、戦史研究家、作家。近現代史、特に昭和史に関し人物論・史論を、対談・座談も含め多く刊行している。》
かなりのボリュームがある記事の冒頭はこのようにはじまっている。
ああそうだった。 . . . 本文を読む
出かけようとしてクルマのドアのところへゆくと、おや何がいる!?
ツマグロヒョウモンの♂でした(^O^)
麦藁帽子の白いホックを、花と間違えたんですねぇ。とんでもない粗忽者、まるでおいらみたいな。
今月いっぱいは、そこいらを飛んでいるでしょう、♀は産卵があるから、10月までは見られる♪ . . . 本文を読む
ある朝、目を覚まして書斎(パソコン部屋)へいくと、網戸の内側に、この子が止まっていた。
こいつも同居人なのだが、撮影できたのははじめて(ˊᗜˋ*)
同定するため図鑑を調べたけど、たぶんキマダラカメムシの成虫。カメムシは終齢幼虫と成虫で、ガラリと風貌が変化する場合が多いので、あまり自信がないが。
わたしが好きなアカスジキンカメムシがその代表例。
それにしてもなぜ内側なのかしら?
網戸とアルミサ . . . 本文を読む