のしてんてんハッピーアート

複雑な心模様も
静かに安らいで眺めてみれば
シンプルなエネルギーの流れだと分かる

のしてんてん絵画の解説(7)

2014-12-10 | のしてんてん絵画を知っていただくために
のしてんてん絵画の詳細の解説を開始します。 カテゴリー「のしてんてん絵画を知っていただくために」に順次紹介していきますので、ご期待ください。 一人でも多くの方に、のしてんてん絵画を御愛覧いただき、心豊かにしていただければと願っております。 御用命の方は、ホームページ「のしてんてん」のメールからご連絡ください。 メールにて心の相談など、様々な思いを語り合いましょう。 常に、心のしあわせを願 . . . 本文を読む
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第二部 六、新月の夜(黄泉の国へ3)

2014-12-10 | 小説 黄泉の国より(ファンタジー)
    「ヴォウヅンクロウゾによって分かたれた世界を元どおりにするのじゃ。そのために軍隊は必要ない。我らがやらねばならぬことは、閉じ込められた生と死のエキスを解放することじゃ。」パルガが言った。  パルマは王子とゲッペルにその方法を説明した。綿密に作戦を確認しあって、十人の戦士は立ち上がった。パルガが結界を解くと、乱れた空気が流れ込んで来た。  「急ぐのじゃ、時間がない . . . 本文を読む
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第二部 六、新月の夜(黄泉の国へ2)

2014-12-10 | 小説 黄泉の国より(ファンタジー)
     『その日』の十二日前から、王の食事はクルソンの樹皮と木の実、そして飲み物は水とコンク酒だけになる。そして一日二十時間、ヴォウヅンクロウゾの名を唱えながら祈り続けなければならないのだ。  しかし王宮で何が起こっているのか、知るものは誰もいない。その間の王の世話は王子が一人ですることになる。そうして十二日目の夜、王は八人の生娘の手によって体の隅々まで洗い清められ . . . 本文を読む
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第 二 部  六、新月の夜  (黄泉の国へ1 )

2014-12-10 | 小説 黄泉の国より(ファンタジー)
黄泉の国へ    「我らにまだ話していない事があるのではないか。」パルガが王子に訊いた。   パルガの質問に王子は息を飲み込んだ。皆が一斉に王子の方を見た。皆の視線を受けて王子はしばらく無言だった。  四十人はゆうに座れる、マホガニーの長いテーブルの据えられた応接間に一行は通されたが、パルガが望んで、王宮の小さな部屋に移った。その部屋に十人の人間が車座に座っていた。王子 . . . 本文を読む
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