空に向って感謝する。
ただそれだけで、すべてはうまく流れていく。
脳はそのように作られている。
脳は大きく3つの層から出来ているといわれる。
進化するたびに新しい脳が古い脳を包むように成長した。
一番古い脳は脳の中心部にある脳幹、自動的に動き体を生かす動物脳だ。
その上に、幸せを感じるところ旧皮質と呼ばれる脳がある。哺乳類脳と呼びたい。
DNAはその上にさらに新しい脳を作った。大脳新皮質、人間脳だ。
自然の流れに身を任せて命を紡いできた動物脳。
その上に幸せを感じる能力を持つ哺乳類脳を配置し、よりよいものを選んで生きることを実現した。
さらに、自ら幸せを作り出す能力を持つ人間脳をまとうことで、命がさらに高い神の座にいたる可能性を与えた。
これが脳から見えるDNAの進む道なのだ。
空に向って感謝すること。
それが出発点だ。
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