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奇跡の指輪・・・糸魚川市駅北火災復興支援ボランティア

2016年12月29日 17時10分01秒 | 記録しておきたいヒト・モノ・本・映画

12月22日に発生した糸魚川駅北火災。

復興支援の市民ボランティアが、本日29から30日の二日間の予定で動き出した。

現次点では市外からのボランティア受入れ体制と今後の具体的な計画は建っておらず、今年は市民だけの支援活動。

 

年内中の二日間のボランティア活動をやってみて、その塩梅や被災者の要望を組み入れてた上で、来年からは市外からのボランティア受入れを計画していく方針のようである。

 

興味本位に現場を訪れる事はしたくなかったので、ボランティアとして初めて現場に立ったが、被災地を目の当たりにして・・・絶句。

「加賀の井酒蔵」跡地。子供の頃から馴染だった老舗のお蕎麦屋さん「泉家」さんや、県内最古の酒蔵会社「加賀の井」は、元の場所が分からないくらい焼失していた。

ボランティア初日は、仏具店の「京屋」さんの焼け跡からの貴重品掘り出しで、幸運にも瓦礫の中から婚約指輪が出てきた。

 

婚約指輪を手にした京屋さんご夫妻。ご夫妻は既に達観されているのか意外なほどに明るい表情をされて、「お宝発見!」と現場の雰囲気を明るくしてくれていたので助かった。人間って強い。

赤黒く観えるが、本来はダイヤモンドだそう・・・奇跡の指輪の発見に歓声が挙がった。(撮影は友人の山崎一さん)

 

初日の29日時点で集まった市民ボランティアは8名だったが、残骸や瓦礫の移動などで結構な重労働。

ボランティアが予想外に少なかったのは、御用納めをしていない人が多いからか?

この点、「ぬなかわヒスイ工房」のような個人経営はフットワークが軽くて気楽だ。

さて、明日は天気が悪いようだが、何人集まるだろう・・・。