個展初日に生涯忘れることのない感動があった。
商店街にあった昨年の谷中の会場とは違い、根津のギャラリーは住宅街の一角なのでわかりにくいのでご注意のほどを。
オープン早々にワハハ本舗の佐藤正宏さんが、ヒスイでつくった三種の神器が売れる前に見なきゃと来てくれて、貴重な芝居談義。異業種のプロフェッショナルの言葉は金言だ。
右が佐藤正宏さんで、柴田理恵さんや久本雅美さんとお笑い集団「ワハハ本舗」を立ち上げた舞台人。個展プロデューサーの天川彩さんとご近所にお住まい。むかしはタモリ俱楽部に出てましたネ( ´艸`)
作品を求めてくれた方々との出逢いも、お客様各自の「ヒトと翡翠の物語」を目の当りにする出来事。
いかにも下町の路地裏に突如あらわれるHOPIショップが個展の会場です。
受けたのかどうか不明ながら、満員御礼のトークセッションが終わった後、感極まる出来事があった。
私が作った作品が翡翠展という場を持つことにより、多くの人々に「ヒトと翡翠の物語」が産まれ、そして育まれていく。主語のない「ありがとう」という言葉しかでてこない。
神様に会ったことはないが、昨夜のできごとはその顕現を体験したことになる。
ヒスイ職人になってエカッタ。生きててエカッタ。
根津の師匠こと立川談志師匠の師匠、五代目柳家小さんは「邪なるもの落語を語るべからず」と弟子に語っていたそうだが、ヒスイ職人としての矜持、料簡を改めて認識した夜。ありがとう!
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