門前町の無斑晶質安山岩でつくった勾玉連珠「能登之神」(その2)
1作目は弥生後期の山陰系の実物大勾玉を中央に据えた左右に、弥生後期~古墳前期の小型勾玉を配したが、2作目はシャープな印象の縄文早期の牙玉状の勾玉を配してみた。
今のところモデルにした糸魚川市の大角地遺跡出土の滑石製の勾玉は最古級の勾玉のようだが、獣の犬歯を石でつくった牙玉とみるのが適当だと思う。
クニという概念のなかった縄文のプリミティブな勾玉と、クニが出現しつつあった弥生の優美な勾玉のコラボは、観た人、身に着けた人に色んなモノガタリが生まれそうだ。
それにしても大角地遺跡の勾玉だけをみるとカタクチイワシのようですナw
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