ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

もっと日差しを

2006-05-22 | 健康・美容
前にどこかで、
「日本人は室温が18度を切ってくると暖房をほしがる」
と読んだ記憶がありますが、これでいくと今のオークランドは日本人が暖房を恋しく思う頃なんでしょう。そう言えば、周りでもコタツを出すとか出したとか、という話を耳にするようになりました。

なんて、他人事みたいに言っているのは、
去年、西蘭家では暖房なしで一冬過ごしてしまったもので´。` 
どうも寒さへの切迫感がないのです。(特に私。体脂肪が20%を切る夫はけっこう寒がりです。子どもは寒いと言いつつ超薄着!)

暖房器具は香港時代に帰国する友人からいろいろいただき、かなり持っていますがほとんど使ったことがなく、こちらに来てからの出番はゼロ。電気ストーブなどいくつ持っているのかもわからないほど仕舞いっぱなしです。(確か3、4台あるはず) 

去年は唯一、帰国する方から譲っていただいたガスストーブを使っていましたが、それも朝6時半~7時半と子どもが起きて学校へ行くまでの時間帯だけで、彼らが登校すると同時に消していました。せっかく善の希望で暖炉のある家を選んだというのに、これも必要を感じず使ったことがありません。(パリではお世話になりました)

これはこの家の日当たりの良さに負うところがかなりあるようで、風のない晴天の日など、冬でも北向き(北半球の南向き)のキッチンはブラインドを下ろさなくてはいけないほどの日差しで、リビングで新聞を読んでいると背中がポカポカして、思わずうたた寝してしまいそうです。

陽の恵みは値千金―― 
この時期になると特にそう思います。外の方が家の中より暖かい日や時間帯もけっこうあり、その辺はネコが良く心得ていて、冬でもけっこう外で過ごしています。
無制限に贈られるこの明るさ、この温かさ――
北半球の7、8倍という紫外線には注意しないといけませんが、やはり使わない手はないでしょう。

ということで、昨日の日曜日は午後から水辺の公園に一家で繰り出し、温と私はキャッチボール、善と夫はラグビーのキックの練習と、大人も子どもも芝の上で走ったり転げ回ったり。
(こんな風景を見ながら→)


それまで家でゲームをしていた子どもの顔が見る見る輝いてくるのがわかり、
(←・・・こんなところを裸足で走り回ります)
「やっぱり外だよ!この気持ちよさには代えられない。」
と、自分もさんざんリラックスしながら思いました。

2月から始めたジョギングとちょっとしたストレッチのおかげで、筋力をつけ、静かにしていても筋肉を呼び覚ましておく(と言うんだそうです)コツをつかみかけ、
これだけで驚くほど体感温度が上がる―― 
つまり、より寒さを感じなくなることを実感しています。

この冬は、気温が15度を切っていても半袖で走り回る子どもに、
「何か着なさい!」
と言う前に、なぜ彼らが寒くないのかをもっと考え、実感してみたいと思っています。いろいろな試みの結果はいずれ、メルマガ「走る人体実験」の続編でご報告しますね。

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